勢いと気の迷いで注文していた「ヤミと帽子と本の旅人」より「リリスヴィネット」が先週末に届いてやしたぜ、親方!
「…ったくよう、「二光」のダンボール箱なんかに入れて送ってくるから、うちの老母が開封しちまう所だったぜ!。そんなことになった日にゃ…くわばらくわばら。それにしても、人の痛みのわからねえ輩が増えて来ちまって、寂しいねえ」
ダメですよ親方!今はどこもコストダウンに必死なんですから、amazonとは違うんですよ?おかみさんに理解がないのは親方のせいじゃ…
「てやんでえ、客の立場に立てねえで、何が商売人でえ!それともなにかい、おめえはそういう商売がまっとうだと思ってんのか、バカヤロウ!」
あいたたた…まあそこまで言いませんけど、もうちょっと気を付けてよね!キャラアニさん!
註:
親方は以前、ユージンのシスプリ「10人の妹セット」が届いたとき「シスター・プリンセス」と大書された箱を大旦那様(お父上)が代引きで受け取るというとんでもない失態をやらかしてからずっと、この手の問題にはデリケートなのでした
「余計なこと言うんじゃねえ!さっさと紹介しちまえ!」
ハイ、すいやせん!
やれやれ…さて、現物ですが…アニメ版準拠なのかな?
わかんねえなら買うなと言う声が聞こえてきそうだが、なんだか欲しかったんだい!とりあえず、形が面白いしね。
さて、詳しい様態ですが…?

ぱっと見、この手のモノとしては良質の造形であるのがわかります。
3,500円の量産品としてはまずは合格では?
デフォルトの置き方だと、帽子のせいでちょっと暗くなってしまうため、ダイソーで買ってきたアクリル製のブックエンド?に置いてみる。
本来のシチュエーション(本からにょっと出)とは違うけれど、これはこれで。
あ、実際にやるときはアクリル材のエッジを丸めておかないとフィギュアが削れてしまうので要注意だ!
さて、イロイロと見てみませう。

服のしわとか好みの造形。参考になります。
鞭は別パーツ。差し込み穴が小さく固定が難しいので、接着が吉。この状態でもブリスターには入るから。

この角度から見る人はおるまいと思うが、何か超合金の胸に「マジンガーZ」とかシールが貼ってあるみたいでほほえましい。リアルとか考証とかそういうのを超越した部分で、キャラモデルはこういう感覚が大事だと思う…てこだわりすぎ?
あ、それから開かれたページの本文にはギリシャ文字(キリル文字も?)がランダムに配置されているだけであります。

顔の輪郭がかわいいです。
表情を楽しむには角度を選びますが、10cm級のスケールでもあり、また全体の雰囲気で攻めるフィギュアだから、これもよろしいかと。

帽子野郎(名前にぐらい関心を持ちなさい)のウネウネっとした生物感(造語)が気持ち悪くてグー。

ストッキング(ニーソ?)のレース模様がスバラシイ。欲を言えばソックス本体としっかり線をつなげて欲しかったかなあ。オレの腕ではリタッチするのは難しい。
あと、難を言えばパーティングラインが目立つところに出てしまっているのが残念。鞭を持つ左腕とか左脚の太股とか。
それから、一定の角度から見るヴィネットとして、成形(抜き)という面での最大の難点は敢えてハッキリ言わないで置きましょうか。コストダウンのためには仕方ないよねえ。
確かに本質とは関係ないと言えば言えるだろうけれど、リアリズムというかその、な。
さて、問題は対になる葉月ヴィネットだが…「抜き身の日本刀」を抱いた女の子ってのがちょっとオレの心を不機嫌にさせるので、締め切りがもう少し近付くまで長考しようと思います。(それより原作をやるか見るかしろと)
追記:
葉月ヴィネット申し込み券のついてる上記リンクの「Character Model」最終号が船橋のボークスにまだ売ってあったよ?
今から関心お持ちの人はららぽーとにダッシュ!