今日は埼玉国のモデラーの牙城とも言うべき「キーストーン」に二度目の侵入です。
会合点を「東浦和駅」と指定されていたにもかかわらず「東十条」駅でボケッと待っていたワタクシを30分も待ってくれた牧師様には大感謝です。待ち合わせ時間前に自力で気づいてなかったら危ないところでした、きっと。
さて、キーストーンですが、相変わらずスゴい鍾乳洞っぷりでした。店がまた狭くなったのか私がまた太ったのかはともかく、コートと上着を脱いでなお、下の方の在庫を見るためにはその場に居ながらにして側転する必要がありました。両手にキットの箱を持ち、妙に平面的なムキムキマン体操のごときポーズを強いられたボクはギリシャ彫刻のモデルか何かになったような気分でありました。
で、査収物ですが、
Matchbox 1/72 Curtiss SBC-4 Cleveland Ⅰ

マッチボックスのカーチス・クリーヴランドMk.Ⅰ(笑)はまださほど入手困難な品ではないのですが、ワガハイ昨年末からマッチボックスがマイブームなのでとりあえず押さえておきます。ピンバイスさんにあったヤツ売れたっぽいし。
箱はまだ開けずに置きますから中身はお見せできませんが、エレールの方が出来も味も上であるかと思います。クリーヴランドとしてはもちろん、あちらにもヘルダイヴァー仕様のマーキングが用意されてますので作られる方はそちらをお勧めします。フランス仕様ですが。
Marivox 1/72 SAAB B17A/B/C

こちらはマッチボックスならぬマリボックスのサーブ17です。
千葉県の某店で以前売ってあって、その法外な値段に存在を忘れることにしていたのを思い出しました。
1/72としては大きめなパケですが、スウェーデン機としての陸上機・水上機仕様の他、デンマーク・フィンランド・エチオピア(使ってたのか!)の豊富なマーキング、車輪以外にスキーとフロートの部品も入った楽しいキットです。
パーツの表面はちょっと磨きが足りません。VISTA/SMER/レベルのフルマーと似てます。透明パーツも微妙に曇ってますが、制作される方は寒い北欧ではガラスが曇りやすいと言うことで気にせず行きましょう。
Williams BROS. 1/6 Lewis Aircraft Machine Gun
(隣のドルフィープラス作品、並びにエマニエル夫人風椅子は製品に含まれません)


コレはワタクシも初めて見るキットでした。ヴィッカーズもありました。
とりあえずパーツも少ないのでササッと組み立て塗装して左の女の子に抱えさせるとか、ドルパ等で「一点物」などと称して、1/60PGストライクガンダム完成品一点五マンエン的値付けで売ってみるか。
銃架がないので思案の要有りです。あ、ソードフィッシュや九七式艦攻の銃手席を輪切り状に制作するとかいう思案はマッタクありませんので。
キーストーンでは新春の福引きをやっており、ワタクシも三等賞を当てさせて頂きました。
商品はスタンプカード一枚満点券でありましたが、キーストーンのスタンプカードは複数枚同時に使うとその還元率が上がっていくのですね。常連に優しい面白いサービスだと思います。
その後、前述の喫茶店の後、牧師様の自宅にある蛇の目教の神殿にご案内頂いたのですが、いやはや、ドカ山さんが以前仰っておられたきちんと系統立って積み上げられた密柑山がまず目に付く聖堂の中には、海外通販の戦利品や膨大な資料書、さらにはレアでマイナーな英軍機のラベルが貼られた、それっぽい形状のチーズかローソクかといった風情の物体などなどが所狭しと収納されており、21世紀を迎えた蛇の目教団の隆盛ぶりが窺い知れます。あ、これも拝観させて頂きました。もっと凄い聖遺物もご披露頂いたのですが…ちょっと言葉には出来ません(笑)
私も些少ながら寄進をさせて頂きましたので、いずれ牧師様のデータベースでご紹介頂けるのではと期待しております。
そんなこんなで日暮れ過ぎまでBlog話題や裏話、各種キットの論評やオークション戦線の現状なども見せて頂きました。思えばノンストップ蛇の目トークでしたので牧師様にすっかり嗜好が知られてしまいましたわい。
帰りに赤羽のヤマナカ模型に寄っていったのですが、一応目当てであったバンダイ製「未来警察ウラシマン」のキットは開発時期を考慮してもさすがにあまりといえばあまりなデキだったので止めときました。
代わりといってはなんですが
こんな物と、特価品の棚にあったハセガワの二式水戦(九三四空)を購入して帰りました(笑)。
いや、一箱+いくつか買っても腕ばかり三個という有様だったのでネ。誰かイリヤ(私服)とバーサーカーの腕交換してください。
牧師様本日はどうもありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします(´▽`)