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2008.02.29

で、実際の所L4Uをやってどうだったのか

 ふー、とりあえず昨夜は午前3時までL4Uでございました。

 プレイ開始したのはちょうど12時頃、その前は入れっぱなしになってた塊魂をついついやっちゃったり、付録DVD見たりしてました。
 要はどうしてもあの「オタ芸リズムアクション」に抵抗があって心理的になかなか始められなかったわけですね。ボタン押してハイハイとかフッフーとか(野太い声で)イエーとか鳴ってるの見るたびに死にたくなるのではないか…というような予感がしてたわけです。


 結果的にEASY応援(かけ声)に関して言えば、勇を奮い心を無にして、DTMのリアルタイム入力と割り切って叩いた結果割と簡単にボルテージ130%、フルコンボは達成できたのですが…そりゃそうか、オレはミュージシャンですし。フランク・ザッパの曲でもあるまいし。

 難易度自体はXBOXアイマス本編におけるジャストアピールの理解不能な困難さを思えば、幼稚園のお遊戯なみに簡単だったんで。

 問題はその後。

 春香が初対面のキモオタ相手に「ステキでした」とかボイスメール送ってて3分ぐらい放心した。
 さらには、あの千早が同じくすっかり感激しちゃってたりしててまたまた放心。

 「千早も丸くなったのう(肉体的な意味に非ずして)」では済まされないでしょうこれは!

 ついうっかり、セーブしますか画面で放置したまま吉野家食べに行っちゃうぐらい驚いた!(←午前1時半頃)

 まあ、定食食べながらつらつらと考えたんですが、危惧していたほど765プロ関係者との接点が多くない、むしろコミュ成分が少ない感じで、結局はただアイドル唄わせてフッフーとかシャンシャンとかやるばかりのゲームであったわけなので、前回書いたような、予想された深刻なショックはありませんでした。(←充分受けててキモいよ)

 小鳥さんを側に侍らせて訳知り顔でライブのセッティングしてやがるとか穿って考えると今でもちょっと納得できませんが。(←ほらね)

 とりあえず、オタ芸のキモさに歯ぎしりしつつユニットを二組ほど作って計3時間ほど(やり過ぎ)プレイした結果、各曲のリミックスはだいたい、旧デフォ衣装もほとんど手に入れることができました。
 ところがアイテム欄が依然として異常に空いているのはどういうことか!全部DLCなんやろかー。

 とりあえずゲイツ補充しないとどうにもならないので、月明けヒマなときにでも千葉ヨドバシで買ってこようかと思います。別にフツーのゲイツポイントカードでいいんで。折角タイアップカード出すならオマケとして限定アクセの一個ぐらい欲しいよね。

 それと、眠気と翌日の仕事への心配がマキシマムになるまでやってたので気付いてないだけかも知れませんが、「神様のバースデイ」はどうやったら使えるようになるんでしょうかね。
 見間違いでなければソフマップでデモってたんですが。かなりの大画面だったので、まさかニコ動画じゃないとは思うんですが。

 と言うことで、ギャルゲーとしてはゲーム内容が微妙にショボかったことが、却ってオレの危惧を和らげてくれた形となりました。

 応援のキモさは設定画面でmidium→Hardと上げていくとかけ声から楽器に変わりますので、ホントに音ゲーな感じになってきます(『蒼い鳥』に至ってはeasyでもタンバリン一個。つまりボタン一個タイミング良く押すだけと言う潔さ)。よかったよかった。

 そんなわけで腕に覚えがあればそう気にならないと思います。その代わりキモオタ声援は自動で入っちゃいますが、これはもう21世紀に生きる以上仕方ないでしょう。

 これで週末は模型にも気が向きそうです。というかそうなってもらわないとここ3日ほどかけてキオオタ臭充満の文章書いた意味がないところだったのでホッとした!!

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2008.02.27

この期に及んで「アイドルマスター Live For You!」を危ぶむ声を上げてみる

 画面写真83点一挙公開!! 『アイドルマスター ライブフォーユー!』(ファミ通..com)

 いよいよ明日発売でございます
 もちろん、Airfix1/72ホーカー・ニムロッドの話ではありません。
 「模型以外の話は要らんちゅーねん」と言う方は、こちらをブックマークすると、「模型製作」以外のカテゴリがフィルタされますよ。激長文を読んだあとで怒られても困りますからネ。

 さて。

 新作「アイドルマスター LiveForYou!」略してL4U(以下同)が「明日発売と言うことは今日フラゲットさせちゃう販社としちゃう人がいるワケなので、今のうちにもの申しておなかいとならぬことがあるのです。私はオフィシャル通販で高額商品につきキャンセルできないヤツ(笑)を注文してしまっているので、もう逃げ場はありませんから。

<1.そもそも>
 このBlogを長らくお読みの方はご存じかと思いますが、ワタクシはXBOX360ユーザであると共に、「THE iDOLM@STER」に関してはアーケード版以来のプレイヤー、いわゆる「プロデューサーさん」でございます。

 ということで予習の時間です

 【特別企画】そもそも「アイドルマスター」ってなんなんだ?(前編)
 【特別企画】そもそも「アイドルマスター」ってなんなんだ?(後編)
 (以上ascii.jpより)

 まあちょっと上記の記事も痛々しい部分だけがクローズアップされてしまっていますが、ぶっちゃけだいたいこういうことです。
 かくいうワタクシも、わざわざゲーセンに出向いて1プレイ200円3プレイ500円を投じたあげくゲーセンでギャルゲをやる痛い30男の姿をヤング(死語)衆目に晒す時代から始まって、アイマス(とOutFit)をプレイするためにXBOX360を購入、八方手を尽くしてアイマスは限定パッケージを購入し伊織の出来の悪さに涙したあげく、もはや数えるのも困難な数のCDと新木場有明2回のライヴ、およそ1万ゲイツ(注1)これ以上はキツかった)になんなんとするDLC(ダウンロードコンテンツ)を購入。

 この3年間で既に6桁超えの浪費をつぎ込んでいる、完全にカモられていると申しましょう。
 おそらく、今の流れが続けば、あと優に1年ぐらいはアイマスというコンテンツにハマッているであろうと自分でも考えていたのです。

 つい先日までは。

(注1)3500MSP(ヨドバシで\4720)×3枚。アイマス以外のDLCはカタンとゴールデンアックス(笑)を購入w

<2.アイマス草創期(アーケード版)からニコ動全盛期へ>
 とりあえずL4Uというのは、「アイドルたちのライブをコーディネートする」ゲームです。
 前作と何が違うねんと思うかも知れませんが、前作…というか本編に相当する「THE iDOLM@STER」(以下アイマス)は、あくまでも「プロデューサー」として10人からなる自社の所属のアイドルを育て、オーディションという名のネットワーク対戦によりファン(=スコア)を獲得する、その合間にアイドルに助言したり励ましたりわざとからかったりすげなくしてみたりすることで反応を楽しむというゲームでありました。
 予習のリンク先にもありましたが、オーディションに勝つと、ご褒美的にプロデュース中のアイドル(ユニット)がTV出演して唄い踊る様子をモニターで見ることができます。
 ところが、何組ものユニットをプロデュースし、プレイ期間が延びる(=ファンが増えることで人気上昇、活動期間が長くなることの表現)と、元々10曲(360で+5曲)しかない曲を、場合によっては何十回も聴くことになります。(注2)

 多くのプロデューサたち同様、私ももう、余り好きではない曲以外ほとんどの曲をそらで歌えます。
 そうなると、獲得ファン数を増やし、アイドルマスター(プレイヤーの最高ランク)を目指す者は非常に多くのプレイ数をこなすこととなるため、ギャルゲ要素、音楽ともある意味飽きが来ることは否定できません。
 また、特にアーケード版で言えることなのですが、アイマスは一回のプレイ(1~3クレジットが普通、10クレ20クレと延々続ける豪傑もいた)に割と時間がかかります。(注3)

 そこで、スコア重視のプレイヤーはオーディションを数多く戦う都合上、ゲームの設定でTV中継(皆さんがよく知っている、動画サイトにアップされているような歌唱シーン)を自動スキップしてしまうようになりました。
 もちろんキャラクターや歌の魅力もプレイヤーにアピールするところ大であったのですが、アーケード版においては、むしろやり込みゲームになってしまったせいで、そう言った、いわば玩弄物、広義の萌え要素としてよりよりも、アイドル達の位置づけはは文字通りの(戦闘)ユニット、プロデューサである自分と共に芸能界のランキングをのし上がるパートナーへと変化していったのです。(注4)

 この頃は何と言ってもアーケード版だけに、実際に遊ばせてみないことにはゲームの面白さが伝わりにくく敷居が高い上に、かつどうしてもギャルゲであることで抵抗が強い、ということで、どうしても爆発的ヒットにはなり得ない存在であったと言えます。
 これが商業的にも、ファンのあり方においても大きな転換を迎えるのは、XBOX360版の発売です。
 この詳細については次項で述べるとして、なぜこのように話を進めるかというと、今回のL4Uは明らかに、この転換後のファンを主なターゲットとしたコンセプトによって作られていると思えるからなのです。

(注2)プロデュースする特定のユニットが一定回数のプレイまでにある一定のファン数を獲得すると、アイドルのランクが上がりプレイ可能な回数を増やすことができる。できないとその回で強制解散。最終ランクであるSランクに達すると、制限は無くなるのでファン数は理論上は青天井(笑)。
 ユニットが解散(ゲームオーバー)になるまで、アーケード版では最大3曲、XBOX360版では5曲までリリースできる。同じ曲を唄わせ続けるとファンに飽きられ人気が落ちていくので、その制限内でどれだけファンを増やせるかがゲームのポイントの一つ。
 
(注3)1クレジットでできることは、オーディション(ネット対戦)あるいはレッスン&コミュニケーション(能力向上のためのミニゲームとギャルゲ行為)のどちらか。前者は序盤の準備+オーディション+TV出演、で5~6分、後者はレッスン3分+ギャルゲ2分という感じ。
 当初は200円/1cr・500円3crが多かったため、待ち人のことを考えて、500円投入しておおよそ20分ぐらいがプレイの目安であった。
 筆者がもっともハマっていたとき、近在のゲーセンが500円で1時間フリープレイという恐ろしい設定を始めたので、毎晩のんびりと活動に励むことができたのは幸運であった。

(注4)もっとも、あの絵柄(笑)もあってそう言った萌え要素は元々薄く、ゲーム内で思い入れを深めた人以外にとっては今ひとつアピールしないものがあった。今なお同人などでもアイマスはメガジャンルになったとは言い難い。
 何と言っても(人気ジャンルに必ずいる、本編見てない/遊んでない、けど描いちゃう人が多いところの)エロが少ないし、そのことは逆説的に、アイマスのコアなファンがアイドルを必ずしもそういった単なる鑑賞物、見せ物的に萌える存在として見ていなかったとも考えられる。

<3.家庭用移植によるパラダイムシフト>
 そろそろ書くこと自体に疲れてきたので、頑張ってバッサリと行きます。
 2007年初頭に、XBOX360版ソフトとして、件の「THE いDOLM@STER」が発売されたわけですが、前述したとおりここでゲーム性、ファンへのアピールという点で大きな変化がありました。
 世間においては、家庭用移植によるゲーム自体の流通増加や、DLC(ダウンロードコンテンツ)による拡張性とその莫大な売り上げ、などがよく取り上げられますが、ソレ自体は次に上げる二つのことほど重要ではありません。

 ぶっちゃけて言えば

 【その一】オーディションに負けても即リセットできる
 【その二】画面が録画できる

 この二つが、アイマスというゲームを取り巻く様相をすっかり変えてしまったと言うことができるのです。
 まず、一つめのリセットについてですが、アーケード版はデータの保存はカードによって行われ、一度プレイした内容を無かったことにするのは不可能でした。つまり、オーディションに負ける、あるいはコミュニケーションパートでバッドな結果が出たからといって、そこだけをリセットしてやり直すことはできないわけです。(注5)
 しかも、ユニットがアイドル達の評価とプレイの継続に関わる「アイドルランク」の最上級であるSランクに達するためには、ある特定のオーディションに勝利するまで一度も負けてはならないのです。
 つまり、序盤で一度でも負けた瞬間、そのユニットのプレイ時間には制限が課せられるワケです。適当にやってユニット自体を葬るわけにも行きません。低ランクでのユニット活動終了はプロデューサ本人のランクに影響を与えてしまいます。
 苦労を重ねて手に入れた「アイドルマスター」の称号を失わないためには、先の見えているアイドル達と、それでも可能な限りの好成績を求めて切ない消化試合を戦う強さが必要です。
 家庭用ゲームになったことで、内蔵HDDもしくはメモリユニットにデータを保存する仕様になったわけですが、セーブは操作ごとの随時(かつての「Wizardry」のような)では無く、オーディション、レッスンと言ったワンプレイの終了時に保存するか否かを聞かれる形になりました。日数経過型のアドベンチャー(有り体に言えばギャルゲ)と同様のシステムになったわけです。
 プレイヤーにおける、ある特定のアイドルユニットに対する愛着や価値観が減退するのは避けられません。(注6)

 もう一つの録画については、XBOX版の発売がちょうどまさにYoutubeやStage6(冥福をお祈りいたします)、後のニコニコ動画と言った動画投稿サイトの勃興期に当たっていたこともあり、ライブシーンやコミュニケーションパートのアップロードが非常に盛り上がりました。「とかちつくちて」と言うヤツです。
 後には、アイマスのライブシーンを映像素材として、CD曲のフルヴァージョンやカバーアルバムの曲、果てはアイマスと関係ない歌のPVを作成する「アイマスMAD」が大流行し、ゲームをプレイしたことのない人々にも「アイマス」の名が広く知れ渡ることとなりました。
 これによりゲームソフト、DLCや関連CD、さらにはXBOX本体の売り上げまで牽引するゲーム界における一大マーケットができあがってしまいました。
 また、当初非常にスキ間なコンテンツ(ハッキリ言えばアーケードゲーム用特殊筐体の延命策)として作られたため予算も低かったアイマスのことです。
 アイドルを演じる声優もほとんどが無名かそれに近い人たちばかり(今にして思えば釘宮理恵が入っていたのが信じられない)でしたが、この辺りで急速に「中の人」が注目を集め、先の動画を「見る専」な声優ファンやアイドルファンの流入を招きそれまでの規模を想定していた昨秋のアイマスファン向けライブが突然チケット入手困難になる惨状(笑)が見られました。
 また、ニコニコ動画のコメント機能で、MADムービーに対してイロイロと相の手を入れる「コメント職人」が現れるなど、アイマスというキャラクターコンテンツはちょっとアクティブなオタクにとって格好の遊び道具となった感があります。

 ここにおいて、アイドルマスターというコンテンツを愛する人々には、旧来の「プロデューサ族」(MAD作者もこちらに含めてよろしいかと)と、動画(それも無料の)を見ることから始めた「見物客」に大きく二分されることになったのです。
 両者の間には、投資量(時間的に先行している、アーケードは日銭が必要)、思い入れ(アイドルは戦友)、ゲーム世界への愛着(アイマスはオレらが育てた)といったちょっとウザイ部分において大きな温度差があります。
 XBOXを買ったとしても、そこから入った人々が、アーケード版からのプレイヤーほどの気合いを容易には持ち得ないことは前項で述べたとおりです。

(注5)アーケード版では、二枚のカードを利用する。プレイヤー自身の戦績やランキングを記録する「プロデューサカード」と、一つ一つのアイドルユニットを表す「ユニットカード」である。プロデューサランク(簡単に言えばプレイ歴)によって何人のユニットを何組並行して扱えるかが決まってくる。プロデューサカードには、9人のアイドルのうちいま誰をプロデュースしている(ユニットカードを作った)かが記録されているので、ユニットのプロデュースを終了するまで、そのユニットに参加したアイドルを再び新たなユニットに起用することはできない。不本意な展開になったカードを捨ててしまうことはできないのだ。
 プロデューサカード自体をまた一から作ることはできるが、それは全くナンセンスであることは言うまでもない。

(注6)プレイヤーとキャラクターはいわば「芸能界でのサクセスストーリー」を歩むことになる。途中に挫折のない、成功だけに彩られた人生行路が空しいことは言うまでもないし、ひとたびリセットしたら、そのことは天知る地知る君知る我知る。
 また、アーケード版においても、システムトラブル時などに店舗側のみが使用できるシステムメニューで、限られた範囲でカードのデータを巻き戻すことができなくもなかった。この手段を悪用し、店員と手を組んだ、あるいは店員自身のプレイにおいて不正にデータをリセットした者がそれにより全国ランキングに入ったことが発覚し、激しいバッシングを受けたことも付記しておく。

<4.LiveForYouがなぜヤバイのか、はたまたオレが必死すぎて痛いだけなのか>

 L4Uは明らかに、後者の人々をターゲットにしたゲームです。
 なぜなら、今回のゲーム内における主体、プレイヤーこと「特別プロデューサー」は、ファンの中から選ばれて一夜のライブをコーディネート(プロモートと言いたいところだがそこまでではない)することになったという設定です。

 では、今まで765プロのアイドルを育ててきた「アイドルマスター」である我々プロデューサーは?

 彼らはこのライブに関して、設定上全く関わることができません。今回ライブの諸要素を決定し、アイドル達に指示を出すのは、どこの馬の骨とも知れない、有り体に言えばそこらのキモオタ代表なのです。プロデューサは関係者席かどこかで黙って見てろ、とまあそう言うことになります。例えコントローラを握っているのが同じ我々自身であっても、それは我々であって我々ではないのです。
 かといって、ファン代表とやらに成り代わって新たな気持ちでアイドルと向き合おうにも、「はじめまして、特別プロデューサ」と言われる運命なんですね。また寂しからずや!

 さらには、そんな特別プロデューサーとやらが自らセッティングしたライブで何をするかと思えば

 オタ芸(wikipediaより)でございますかよ。

 もちろん、発売する側としては今の段階でまだ一円もお金を落としていない、早い話がニコ動見てウハウハしてる連中にXBOX買わせて職人気分に浸ってもらうことでより一層の増収が見込めるわけですから、商売として新たな方向に広げようとすることは全く間違っていません。

 しかし、どんなものでもムーブメントを支えているのは、プロダクトがまだ未成熟なうちからその可能性に気づき、多少の不便を堪え忍んでも期待と思い入れで補完をキメることが出来るアクティブなアーリーユーザであるものです。
 ハッキリ言って、今回の新作で取り込まれる新規ユーザ層というのは、他に面白そうなものが見つかったらすぐ逃げる、忠誠心の乏しい連中だと思うんですよ。

 ひとたび今回の新作で「アイドル&プロデューサ」と言う愉快で幸せなな関係を断ち切ってしまったことが、大量の(しかし浮動層である)ライトユーザと引き替えにそういったアーリーユーザの失望と、場合によっては遊離を招いてしまうのではないか、そうなった場合、せっかくのアイマスというコンテンツを長期にわたってささえてくれるはずだった層を失う(かもしれない)ことで、今後のさらなる発展を考えたときに思わぬ落とし穴とならぬものかと危惧するところなのです。

 もちろん、L4Uが予想を遙かに超える神プロダクトであって、ライトユーザをこれ一発で信者に買えてしまうほどのポテンシャルを秘めているのであれば、それはそれで喜ぶべき事です。

 でも、オレの千早(と書いてみる)や幼いやよいをどこの馬の骨とも知れないキモオタにいじり回されるのはどうしてもシャクゼンとしないなあ。

 せめて、ゲーム中で特別プロデューサがアイドル達に埒を踏み越えた言動に出ようとしたときに「プロデューサさんがなんて言うか…」みたいな言葉が出てきてくれることを切に望みます。

<終わりに>
 あー疲れた。推敲とかしてないのでまああまり気にするな。

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2008.02.19

737-400 もうじき完成(ということにしよう!)

 そして、今夜も30分の作業(笑)

 ドアのデカールを貼るともう完成目前。
 左舷側レジがいつの間にか剥がれて消えたのは、ミャンマーの政情不安のせいでしょうか。
 写真の画質が妙に悪いのは仕様です。
 Caprioたんがまたぞろご機嫌斜めなのです。

 ということで、ボーイング737-400”ミャンマー国際航空”デカールまで完了です。

 あとは2,3日乾燥して…やっぱりクリアかけなきゃダメかなw

 B737l
 キットはハセガワ1/200のお手軽ナイスアイテム。
 省略しすぎとか顔が似てないとかイロイロ言われてますが、1/200であれこれ言ってもネエ。
 今回はアンテナだけ銅板細切りに置き換え、客扉を薄く加工しただけの素組です。
 子供が作るキャラもの感覚ですね。

B737m
 尾翼の紋章がカッコイイですが…これ何?有翼の玲羊?
 機体やエアラインのことはおろか、ミャンマーのことさえも何も調べず作ったのが丸わかりですな!


B737n
 側面です。見る人が見れば分かってしまうので白状しますが、全体的に窓が前に寄ってしまっています。
 ライブリーズの塗装説明図にエラーがあって、窓の最後端が垂直安定板の直前になっているのですがこれがウソッパチ!尾翼を基準にデカールを合わせると、非常脱出口が主翼上で盛大にずれます。
 なんか変だと思ってたんだよね…既にして上から見るのは禁止な作品になってしまいました。

B737o

 先日作った全日空の737-500と並べてみました。
 737はやはり短胴型の方が格好よいかも…

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2008.02.18

一日30分モデリング

 なんだかんだで仕事はイロイロ、来年度のことなんかも話題に上ってきてちょっとユーウツです。
 模型の作業はちょっとずつ進展中。

 さて、キットの趣旨を尊重し、メーカー省略部分も気にせず組み立てて完成間近の737(3機目)。

B737j
 気を遣う光沢塗装に、細かい細かいデカール貼り、


B737k
 小物の仕上げと言った根気の要るチマチマ作業に飽きてきたら、こんなときは…


 そうだ!スジボリをしよう!

Dc9301441

 ということで、今日は手元にあったテキトーなキットの主翼彫り直しをやりました。
 エアフィックスの銀プラは柔らかくていいなァ。
 うっかり線が縒れても修正簡単、心が和む(笑)

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2008.02.14

金魚茶屋と鳥つね、そしてボードゲームなど

 昨日からモノスゴイ寒さと強風とが関東地方を襲っております。
 目の回りに違和感があるのは、ホコリかと思ったら花粉かも知れませんな。

 これはきっと、バレンタインとか言って浮かれ騒ぐ軽佻浮薄なる大衆や、中でも特にどう考えても生焼けな茶色い半がわきのタミヤパテ的物体をこしらえては学校の先生を実験台に食わせようとする一部でJKと略称される異星生物に対する自然の警告なのだと思います。何というか口の中がべたつくので紅茶が進んでトイレが近い近い。

 だいたい、バレンタインと言ったらこれかこれこれ(画像)だろ普通。

 あ、言うまでもなく昨日までに届いたブツは誕生日の贈り物と解釈したので当てはまりません。むしろ大いに感謝感激しておりまする。

 さて。


 先週土曜の話になりますが、前から突入してみたいと思っていた昌平橋通り沿いにある「Poisson Rouge 金魚茶屋」に、勇を奮って(←最近お気に入りのフレーズ)足を踏み入れてみました。
 以前から何度も訪れている知人に「ココのケーキすごく美味いって!もうシ○ト○ー○なんか食えないよ」などとヨイショされるのはともかく、そやつが行くたびにメールで「まだ行つてないのかね。まつたく少しは利口なおやぢかと思つてゐたが、僕あがつかりしたぜ」とか「なんてこつた、どこまで眠たい輩なのだらうかね」などと催促されていたのがいい加減腹が立っておったのでございます。と言うかなんで比較対象が○ャ○レ○ゼなんだか。

 まあ、実際問題としてはたまたま最近忙しくて場所の確認ができてなかったのと、本丸と言うべき二階のカッフェーが「※男性のお客様は、女性とご同伴頂かなければご入店になれません。」という簡にして潔なる規制を敷いているというもので、だからといって店頭でケーキだけ却って老父母と一緒に食うというのは何か負けたようで気に入らない。

 ということで、長らく機をうかがっていたのですが、ちょうどとある知己の御腐女子令嬢さまが某特撮オンリーイベントに参加するというので、先日イロイロと言辞を弄してお連れするというかお伴をさせていただいた次第。

 ということでイベント帰りのついでと言うことで、当日台東区の某所で待ち合わせたのですが、なんだか近頃マスクドで電車に乗ったりしちゃうライダーな番組は想定外の大人気で、イベント入場でとんでもない行列をさせられたとか言う話で彼の女(ひと)はすっかりへろへろな感じです。

 恐るべし腐女子パウワー!

 まあ、そんなわけで乙女の園に突入ですよ!もう気分は敵情定かならぬスリガオ海峡に進入する西村提督の心境ですね。
 入店してみると、既に一組のお客が待っておられましたが、割とすぐ入れそうな様子と言うことで、ショウケースのケーキを拝見しながら待たせてもらいます。
 清楚なユニフォームを纏った店員の方が新たなケーキを運んできます。できたてのガトーショコラですな。聞けば、ココのケーキは全部(確かそうだと)店内で焼いておられるとか。
 先日のにしむら珈琲店に引けを取らぬほど、どれもおいしそうです。
 かといって、いくつも同時に頼むのは何とも下品(←かなり気持ち先行です)。正直メタボも怖いので、直ちに関係各所と協議した結果、ガトーショコラとオペラ(←一般的なソレと比べてかなり巨大)をそれぞれ頼んでシェアすることに。
 
 程なく階上に案内していただいたところ、シックなしつらえの店内、満席のテーブルには甘味とお茶を楽しむご婦人方………とほぼ同数の男性

 なんだよ

 みんな考えること同じだな

 男の方が夢見てたってか

 ハッキリ言って安心した!

 そうだよね。ココは外神田3丁目、通称アキハバラ

 と言うことで、すっかりリラックスして飲み物を選ぶ二人でありました。
 ケーキはやはり外見に違わぬおいしさでありました。
 ケーキの他に、味見と言うことでペニエ(フランス風ドーナツ)も頼んで見たのですが、これもなかなか好み。
 中味のしっかりした、空気の少ないドーナツが好きなんですよ。

 そういえば、注文時にウエイトレスの方が「こちらは初めてでいらっしゃいますか」
 「ええ」と答えると「こちらは女性に優しいお店でございまして」(ドキ)
 憶えはないけれど何か粗相があったか?と一瞬ひるみつつ「はあ、なるほど」と申しますと、
 「男性の方のお手洗いは一階をお使い下さいませ」そう来たか!
 「アイアイ、マーム」(←とは答えてません)いやー焦った!鹿鳴館に紛れ込んだマタギ(それも鮮血したたる鹿を運搬中)みたいに扱われたらどうしようかと思った!

 …そんな(どんなだ)わけで、友人がしつこくお奨めしてくる理由も納得のお店でございました。
 後で調べたところ、一階の奥にコーヒースタンドがあって、男性のみの、あるいは同行の女性陣からハブられた場合はそこでお茶できるようです。BMのナイスガイ諸氏もアキバついでにお試しあれ!


大きな地図で見る

 その後、RPGに関心しきりの彼の女をご案内して、ワガハイ自身何年も訪れていないイエサブのボードゲーム扱い店に。
 最初昔の記憶で言ったところはなにやらトレーディングカード(これまた近状全く無知)専門店になっていて少々戸惑いましたが、店員に聞いて行ってみたところそこには懐かしい臭いが。

 都市部以外ではなかなか買えない珍妙な色のダイスの並ぶ棚を前に、「やたら小さいダイスをコソコソ降るやつとか、判定のたびにダイス変えるヤツとか、いちいちどっちが10の位とかアピールしてからダイスを振るヤツはイカサマ野郎だ」とか熱弁を奮うオレ(激痛)。
 結局白いごく普通の大粒ダイヤ、もといダイスを購入する同行者を待つ間、狭い店内をぐるりと回ってみると、ワタクシの学生時代を思い出す懐かしのウォーゲームやRPGルールが置かれた棚があります。どうやら、中古を扱っている模様。
「空戦マッハの戦い」\12000(ユニット切り離し済み)
「War at Sea」\2800(〃)
「ロードキル」(\9800)
「Wooden Ships&Iron Men」(\5800)
「メガトラベラー基本セット」(\9500)
「ウォーハンマーFRPルールブック(文庫版)1~3章セット」\8000
 (以上、値段うろ覚え、でもだいたいにおいてこんな感じ)
 うーん。
 なんだか部屋の押し入れを掘り返したくなりました。

 その後、この複雑な気持ちを誰かと分かち合えるかと、ボードゲームに造形の深い屋根裏(この二人で来ると大概寄ってる)に登楼したりしておったのですが、天候が悪くなってきたので、早めに夕食を取って引き上げることに。

「何を食べたいかね」と聞くと「卵」とのたまうので、夕飯は「鳥つね」の親子丼を選択。
 車があるので本店か、あるいは5丁目(レオナルドの先)に行ってもいいのですが、雨が冷たいのでUDXビルに。
 元々敷居の高めな店だったので、ここのテナントに入ってくれてからグッと行きやすくなりました。

 食事を終えて表に出ると雨が霙に。帰りが嫌な感じになって参りました。
 大量の同人誌を抱えて雪の北関東に帰るのを上野駅で見送って、さて帰ろうと表に出ると、ついに雪、それもみるみる積もる大雪に。

 2週連続で雪害とは何とも厳しい今年の冬ですぜ。

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2008.02.13

関西行ってきた話・(その四:最終章)

 さて、夙川から阪急電車に乗り、車内でスカイマークのフライト状況を調べたりしているうちに三宮へ到着。
 先に断っておきますが、前回同様、写真とか撮ってません。単独行動の時以外は写真とか気が回らない質で。

 とりあえず待ち合わせ相手に連絡を取ってみたところ、すでにうずらさんは理蘭さん、CSさんを従えて南京町方面で昼食を取って来たとのこと。オレはホテルでの朝食をあまりに充実させすぎたので、いまだ昼食とかそういう感じではありませんでしたのでこれは好都合。

 ということで、地理に不案内なオレは後からついて行くことにして、とりあえず着いた場所が生田神社
 そういえば今日は節分でした。
 とりあえず参道を進んで、境内に入ろうとすると、門の奥を横切るような形でなんだか頭上に足場が組んであります。工事中か?と思ったら、なんだかその足場の上の方でヒラヒラするものと、なんだかホガラカな歌声が。
 違和感を感じつつくぐって境内から振り向くようにして見上げると、風さやかさんとおっしゃる、元タカラジェンヌだという方のライブステージが行われておりました。
 私はその方面詳しくないのですが、後で調べたら地元の著名人みたいですね。
 ご当地の住人であるうずらさんも節分祭は初めてのご様子で、人混みを抜けてとりあえずそそくさと参拝したものの、しばらく一同口をポカンと開けてしばらく鑑賞してしまいました。
 しばらくして我に返り勇を奮っていわゆる歌枕であるところの生田の森(八幡の藪知らずみたいに小さかった)の方から脱出。何しろショウがメドレー形式でこの調子では最後まで何となく聞いてしまいそうだったので。
 しかし、門前から順当に境内に入るとその頭上でご婦人が歌い踊ってるってどうよ?なんか申し訳ない感じです。
 他にも、今日の節分祭には大阪プロレスのみなさんとかがいらっしゃってたようで。ちょっと見たかったような気もしますが、なにしろその前の歌謡ショウがインパクト大きすぎです。

 そもそも、後でこのBlog書くためにサイト見てたらなんと生田神社は恋愛成就で定評があると言うではありませんか!
 そう言う大事なことはちゃんと鳥居の真ん中とかに掲示しときなさいよ!(オイ)

 その後、3時過ぎのJALで遠距離フライト予定の理蘭さんをポートライナーの駅まで送っていき、そこでれーか嬢と合流。
 異人館方面に連れて行ってくれるということで、喜んでついて行きます。雨で足場は良くないですが、坂を登ってアレなゲームのナントカ家とかナントカ家とか、お金を払わない範囲でサラッと見て回りました。
 「慌ただしくてスマンねえ~」とかご当地の二人は気を遣ってくれますが、日頃から「観光しちゃアカン」とか「観光やない、ハードスケジュールや」などと嘯いているので全然気になりません(笑)雰囲気重視なので大いに楽しめました。

 異人館からの下りの途中にある「にしむら珈琲店」の北野坂店が大いにお奨めだと言うことなので立ち寄ってみましたが、これは美味!
 元々紅茶党で、日頃あまり自分からコーヒーを飲まないこともあって敢えてブレンドではなくグアテマラを飲んでみましたが、「珈琲」と漢字で書きたくなるような味わい(ナニそれ)。ケーキも食しまして、ええと何だっけ(←サイト見)「パラチンケシュニッテン」という舌を噛みそうな名前のケーキをいただきました。クレープとクリームによる積層構造を為しており、その上に無数のフルーツが積載された素晴らしい味のもので、大変満足しましたぞ。満足の余り、週明けに誕生日を迎える知人への土産として、豆と小物を購入してしまうほど。
 本物の喫茶店と言えるような店がどんどん減っている中で、観光地という特殊な立地とはいえこういうお店が残っていることはうらやましい限りです。

 その後、CS氏は高速バスで帰国されるとのことで再び駅前に。そうこうしているうちにオレのフライト時刻も近づいてきたため、あとは三宮の地下街でオタクショッピング(笑)
 れーか嬢がゲーマーズで何かマンガを買うとか仰せられたので、特に用事はないものの店内を見て回っていると、谷川史子の「くらしのいずみ」単行本を発見。速攻手にとってレジはどこかと思っていたら、うずら嬢とばったり。そしてその手には同じ本(笑)。
 そして時間つぶしがてらボークスにも行きまして、やまとのブライガーやらYF-19(25周年記念)やらを見たり、Fateのフィギュアを見たりSDのフロアにお伴したり。
 するとありましたよ、新入荷商品の棚に例のアレが。
 とりあえずデカールを確認しようと箱を開けてみたら「欲しいなら買っちゃいなよ」という囁きが。
 「いや、デカール見たいだけだし」「またまた~」と言うか本当に要らない感じ。カルトグラフどころかシルク印刷じゃないし。
 オレの場合、積んでるうちに後悔すること請け合いです。
 まあナニを言ってもダメかと半分諦めつつも「オレはね、車はやらんのだよ」と言ったら「あ、今ので納得した」と言ってくれて一件落着。
 日頃の行いがいざというときの危機を回避させてくれるのだね。理解される喜びってスバラシイ。

 てなわけで、飛行機の中で読む本も2冊用意できたし、チェックイン時刻の1時間前になったのでお嬢さん方とも別れを告げてポートライナーで空港へ。ライナー結構遅いのね。
 既に東京の大雪を知った段階でスカイマークの運行情報と話をしていたので遅れるのは分かっていたものの、いざ空港に着いてみると「使用機材の羽田出発が遅れるため」19:45まで出発予定は延期だとか。これは結構でかい。
 とりあえずチェックインカウンターで「よもや飛ばぬと言うことはあるまいな」「更に遅れてもいいから、神戸に引き返すのだけは勘弁な」と確認した上で搭乗手続きだけ済ませて、待機に入ります。
 なにしろ翌日は入試準備日なので、さすがに突然休暇とか取るわけに行きません。

 これが大手エアラインなら同じく遅れている前の便に空席を見つけて変更とかそう言うのもあるのでしょうが…ココに来てスカイマークを選んだ自分の吝嗇さに腹が立つ。
 しかたないので腹ごしらえでもしようかとふと見上げた出発予定表示。
 なんか、札幌行きJAL便も遅れてるっぽい?
 そこで理蘭さんにメール「もしかして、まだ飛ばない?」正解!お気の毒に…
 幸い彼女が乗る便は程なく搭乗手続き開始したわけだが、スカイマークの767は一向に到着の気配がない。

 しかも神戸空港にはろくな店がない。本屋も狭くて買い足したいようなモノもないので、仕方なく二階の上島珈琲で好物のチーズエッグサンドをぱくつきながらSAMを読んだりしていたのですが、そうこうするうちにまた遅延のお知らせが。
 まあ、羽田を出てくれたようなので折り返しの便は飛ぶのでしょう。
 おなかの中にうどんも追加。

 結局飛んだのは20時を大きく過ぎ、羽田に降りたのは21:30頃。そしてターミナルまでは座席のほとんどないバス。
 安いのには、相応の理由があるのですなあ。天候気象の問題とはいえ、行きのスターフライヤーとくっきり分かれた感じ。
 スターフライヤーの機材が新しくて座席も広いのに対して、スカイマークの767は何とも古くさい、安めの観光バスを思わせる狭さと漠然とした臭い。JRの特急でふるーい車両に当たったときのような懐かしさ(笑)を感じましたな。
 まあ、今回の旅で行きにスターフライヤーというのが充分使えることが分かったので、これからはSFを使っていきましょう。
 帰りに関空に行くのはちょっと嫌なので、帰りは新幹線なり日航なり、多少はコストを掛けるしかないですね。
 行くのが遅れるのはともかく、やはり帰れないのはアカンでしょう。

 まあ一旦降りた後は普通に自宅まで帰れました。交通事故だけは怖いので、空港バスはパスして、前日無駄にチャージしたSUICAを使ってモノレール→JRで帰ったのですが、スカイマークの飛行機と比べて総武線快速のグリーン車の快適なこと(笑)

 そして、家に着いたのが11時頃…家に入ろうとしたところ、衝撃の事実が!

 マ イ カ ー が雪に覆われています

 これでは明日の出勤はヤバイ、ということで、大慌てで雪を除去する作業に。
 寒いは冷たいわでもう参りました。最後が一番キツかった…

 現地で一緒に呑んだ皆さん、神戸で一緒に遊んでくれた方々、ありがとう!オレ何とか帰れたよ…

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2008.02.12

関西行ってきた話(その三)

 間に色々他記事が入ったりしてますが、関西旅行記その三、2月3日午前の動きです。
 本日の予定は18時5分のスカイマーク神戸発羽田行きで関東に帰るだけなので、まるまる一日空いています。

 幸いというかありがたいことに、神戸の話が出るたびに「昔の連続テレビ小説でフランス人のくせにクロワッサンが焼けないパン屋の話が~」とか古いネタばかり言っていたせいか、神戸在住のうずらさんれーかさん両嬢がプチ神戸観光に連れて行って下さるということになっておりました。


 ということで、昼過ぎに三宮で合流の予定なのですが、これは日々5時半起床であるオレから見れば朝寝坊が許容される日程と言え
うことができます。
 しかしながら、昨夜は焼酎中心に呑んでいたせいか、幸い二日酔いとかもないようです。この際翌日からの仕事を考え、生活リズムを崩さないためにホテルできちんと朝食をとることにいたします。
 7時から食べられるようなので、同宿のおーつかさんを叩き起こして一緒に食おうかと思いきや、また携帯の番号を聞き忘れている(かれこれ4,5年になる)という有様。ホントにオレは情報化社会の住人なのだろうか。
 洗顔をすませて食堂へ行こうと思いつつ、ふと窓の外を見ると、

 雪!

。なんとなく嫌な予感がしますが、とりあえずどんなときでも食べられるのが宇宙で生き残れる男だとメーテルも言ってたので、朝食をしっかり、正確にはたらふく詰め込みます。普段から朝食をがっつり食って放課後までノンストップワーキングというパターンが定着している強み。ニューオーサカホテルの朝食はなかなかですよ!

 一旦部屋に戻り、本日の行程やガネットの営業時間、神戸空港へのアクセスなどW-Zero3でチェックしつつ、滅多に見ないテレビをつけてサンデーモーニングから「題名のない音楽会」とつなごうとしたらなんか千の風がどうとかオレの余り好きでない歌がゴージャスに流れてきたので一旦TVを切ってシャワーを浴びたり、改めてプリキュアやら「ハヤテのごとく!」(←初見)などを見て笑い転げたりした後出発です。

 待ち合わせは昼過ぎと言うことで、三宮に移動する途中夙川で降りてガネットさんへ立ち寄ります。「~eット」と来ると「さん」を付けたくなるのは仕様です。

 以前来たとき加減が分からなくて店から夙川駅までタクシーに乗ったら信号2個で着いたという拍子抜け体験を生かし、雪が雨に変わった中を徒歩で店に向かいます。
 今日で3度目のガネットはいつもながら大変綺麗なお店なんですが、相変わらずディテールアップ系のアイテムが豊富で目的のモノを捜すのが大変です。
 いやしかし、模型店はこのゴチャっと感が重要ですね。これで検索性抜群に並べられてたらあっという間に破産することもまた事実ですから。
 本来なら帰宅途中のいろんなところで買い物を眺めてニヤニヤしたいところですが、あまり荷物を多くすると天候的に危険なので、今回は品物を配送してもらうことにします。
 とりあえずScaleAircraftModellingだけ持ち帰りにして(賢明でした)、再び阪急で三宮へ向かいます。

 <購入物>
 ミニクラフト 1/144 ボーイング707-351B
 707は最近出た-420ばかり店頭で見かけるのでとりあえず査収。
 -300であれば色々楽しめそうです。

 カゲロウ出版 TOPSHOT Su-27
 カッティングエッジのデカールを以前手に入れていたので、エアフィックスキットと組み合わせてたまにはロシアンを…とか思わなくもないけれど、まあ当分はこの本を眺めてニタニタするだけでしょうなあ。

 XtraDecal 1/144 ボーイング777用 British Airways(Union Flag)
 
 後で見てみたら、デザインはFlying Coloursでしたね。
 後で「何とガネットで1/144のユニオンフラッグ買うたった」とかネタにしようと思ったんですが、面倒くさくなったのでそのままご紹介。
 この「Chatham Historic Dockyard」のカラーリングはFCMの737用デカールで持ってるんですが、このデザインはやはり大型機で見たいかな、と購入した次第。
 もっとも、この前組み立てた1/200の大きさを思うと、1/144で777を作る(それ以前にキットを購入し家に持ち込む)のはかなりの難事業のような気もします。

 他、クイックブースト 1/72ファントム用射出座席とかキムワイプとかガイドテープとか消耗品を若干。キムワイプはオリオンモデルズでも扱っていたのですが、水道橋に移ってからはまだ行っていないので買えるときに買っておくことに。配送だし。

 他にも色々いいものがあったんですが、レジンとかばQは高いですから…。
 ズベズダのツボレフ機が結構再版されてるんですね。アエロフロートの新カラーとか結構カッコイイので、ヒマなときに東京でさがしてみよう。

 買い付けをすませて再び夙川駅から電車に乗り、本日の目的地、神戸へ向かいます。
 この日の夕刻、とんでもない事態が!(まだ続きます)

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2008.02.10

737は楽なのです

 塗るところ全部終わって、デカール貼ってる最中。
 どこのエアラインか分かるかな?

B737400b

 答えは続きで。
 もちろん、当たっても何も出ませんよ?

Inst
 答えは「ミャンマー国際航空(Myanmar Airways)」です。
 なんでこんなん作ってるの?と言われても困りますが、737量産にあたって、一作目のヴァージンエクスプレス(赤)、2作目の全日空(青)と来たので、次は黄色が入ったヤツがいいなあと。

 黄色と言えばヴァージンサンとかも良かったのですが、こちらは残念なことに機材がA320なのですね。
 あとはライアンエアのHertsアドカラーとかですが、これは737-200でちと作りづらい。
 ということで下面をキャメルイエローに塗って、仏教国にふさわしい雰囲気です。
 21世紀に入ってからは機材更新して、もっとカッチョいいカラーリングになってますが、尾翼のエンブレムにチャートラインを基本にしたカラーリングはクラシカルでステキです。
 ラインのデカール真っ直ぐ貼るのに往生しましたが。
 今回背中のアンテナを後付けにして、薄板に置き換えるつもりなのですが、果たしてうまくいくかどうか。

 それにしても、真奈美も帰国するときこれに乗ったんですかねえ(また古いネタを)

 さて、次にエアリンガスをやれば緑色も出てきますので、5機目は桃色になるのでしょうか。
 でも、ピンク色の737なんてあるんですかねえ。ライアンエアとか中国の格安航空会社あたりがやりそうな気もしますが。
 それ以前にエアリンガスの737デカールなんて持ってないし。エアリンガスのカラーは大好きなので、機種はどうあれ何かやるつもりです。
 あ、あとスーパー戦隊モノと言えば黒ですが、そこでスターフライヤーですね。

 軍用機ではなかなかできないヴィヴィッドな色とりどりの機体を並べるのはなかなか楽しいものですよ? 

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2008.02.09

関西行ってきた話(その二)

 関西空港に降り立ったオレたち特攻部隊(一名)は、特定アジアの妨害に晒され、出発を遅らされた。南海電鉄で脱出し、特急のシートに潜った。しかし、いつまでもミナミくすぶってるオレたちじゃない。

 ネタ的に苦しいのでやめます

 そんなわけで、ガラガラの南海特急にふんぞり返って「G.A」の2巻を読みながら大阪はなんばへと向かったゑびすどんでありました。(以上前回のあらすじ)

 …あれ?それってなんつーか、敵の拠点にまっすぐ向かってね?(コラ)
 そういえば、オレはダイエーになる前、ホークスのファンだったなあ。

 さて、なんばに降り立ったオレは、とりあえず郵便局へ行くついでにレオナルドを訪問。
 場所を知ってる模型店がココとホビーランドしかないのです。

 まあ、余り期待はしてなかったのですが、以前に寄ったときの印象では千葉店よりは在庫面でも価格面でもややよい感じだったので、ちょこっとだけ寄ろうかなと。
 デカールの中にエアライナー箱もあったんですが、みんなフライトパスかAHSのカナダ系だけ(つまり窓がない)だったので、そこはスルーし、特価箱のキットを一個だけ記念購入。

Bq

 ウェルシュモデル BAC 1-11 ライアンエア-仕様(\1500)

 ばQです。なんだか、最近どんどん模型の極北に突き進んでいる気がします
 エアフィックスの1-11をエアリンガスで作り、こちらをライアンエアにするとなんか対立構造で面白くないですかね。
 ホントは737でやりたかったのですが、LUDの737用エアリンガス各地で品切れみたいなので。

 さて、次は本町のホビーランドです。
 本町は「ほんまち」って読むんですね。大阪の「○○町」っていう地名は大概読みが「まち」ということを初めて知った東京生まれ。これに対して東京はだいたい「ちょう」ですな。
 さて、ホビーランドですが、以前一回行ったとき、なんだか御堂筋線より谷町線の駅の方が近かったので、谷町線のなんば駅に向かおうとしたのですが…

 歩いても歩いても着かない罠

 東京だったら、この間に一本地下鉄通すぞ?普段立ち仕事はしていても、遠距離は歩かないから荷物持ってるとキツイですな…時間も読めないし。こんなにかかるなら御堂筋線で行った方が明らかに近かった…

 というわけで、レオナルドには10分いたのに、ホビーランドは5分少々しか滞在できず。よよよ

 とりあえずこれ買った
Pr9
 エクストラキット(Hannants)BAC CanberraPR.9

 ハナンツさんがMPM?のキットにイラク戦争のデカールを付けて出してくれたキットです。
 東京では瞬殺っぽかったので、見つけて嬉しいこの一品。

 あとは大慌てで見たエアライナーデカールを少しだけ買いました。

Decal

 B757用ブリタニアと、767用レジャーエア

 そろそろエアライナーデカールもマイナーなところが集まってきて、もういいかもという感じです。

 さて、なんばでの移動で時間を食われたので大急ぎで梅田に移動、待ち合わせ相手のれーか嬢、剣嬢、たくと嬢と合流。
 JRで天満に向かいます。
 天満の駅で更にうずら嬢、日影氏の2名を加え、行ったところがれーか嬢お奨めするところのベルギービールの店(とオレは認識してます)DollDressです。
 天気が悪いので日こそ出ていないものの、まだ普段ならブカツやってる時間からビールという悪い大人の集団でございます。お値段は平均的なところです(←普段お買い得なところで呑みすぎ)が、敢えてフォントを太くして言いたい。

 この店のおでん(500円)最高。

 ネタの数も多いし、味付けが実に好み。食べ放題と書いてはありましたが、最初の一回でもう大満足です。
 馬鹿話に夢中になって次の予定の都合上おかわりする時間がなくなったというのが大きいですが。

 とりあえず軽く聞こし召した状態で新大阪に向かい、更に北条さんと氷華嬢の他、歌古嬢、CSさん、おーつか氏、のイベント組を迎えてこの集まりの行きつけである某ホテル下の居酒屋へ。
 飲み屋好きとしては店名も出せないようなどうってことない店ですが、何と言っても安いし、割とダラダラと(あるいはバクバクと)呑み食いしていても大丈夫な店なので、細かいことはこだわらずさらなるバカトークに興じます。
 正直言って昨年暮れの同人誌の打ち上げと言っても過言でない面子でしたが、うっかり日影さんの分の本を持ってくるのを忘れたことホントに済みません。住所もう一回送ってくれれば急送します(←直接言え)
 全員イイ感じに回ってきたところで某PBM会社次回作の参加マニュアルを見せてもらって、巻頭の地図見ただけであまりのエセ中華っぷりに即返したり、某氏を大航海時代オンラインに強力に誘ったり次回のコミケで発刊する同人誌のタイトルを考え…なかったり、密かにオタ旅行の計画を練ったり、飲んべえだけで固まって焼酎をおかわりし続けたり(その割には酔わなかった)隅っこの方ではなんかPSPでモンハンとか、わざわざ来た甲斐はある良い酒席でした。(え
 一緒に呑んでくれた皆さんどうもありがとう。色々いただいてしまってすみませんでした。
 その後カラオケ。オタカラって楽しいのう。
 しばらく歌ってなかった「カモン!アステカイザー」いつもの「カバトットのサンバ」など大いに歌って宿に入ったのは12時近く。
 うっかりLANのない部屋を取ってしまったので、すぐ寝るしかなかったのが残念。
 酔っぱらいの指でW-Zero3を使って更新とかチャットとか無理ですよ

 翌日は神戸に向かうのでした。(たぶんつづく)

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2008.02.08

ニュルンベルクトイフェア 2008

 独国IPMSのサイトに早速発表製品リストが上がった模様。
 … もはやトイじゃないアイテム選定が多い気がします(笑)

 ばーっと見てみると、エアフィックス旧製品の復活が目立ちます。
 1/72のフォッカーフレンドシップなんか、今までの人生で一度しか売ってるの見たことない(買った)もんね。
 個人的に気になったものを挙げてみると

 Airfix 10103 BAC Canberra PR.9 (1/48)
 昨年来、模型界にはキャンベラブームが来てるんですかねw そのほかのバリエを含め(B57はイラネ)て喜ばしからずや(喜ばしくはないだろうか、いやそんなことはない)
 ここでドイツレベルがマッチボックスのアレを再販したりすると楽しいことになりそうな。

 Revell 4555 Mosquito Mk.IV Bomber (1/48)
 そのレベルですが、新金型のモスキートを出すそうです。ランクに続き、どんなキットが出てくるのでしょうか。

 Special Hobby SH 48078 Fokker D. XXI 3. Serie 48
 1/48のフォッカーD21はインジェクションでは初めてではないでしょうかね。脳内フィンランド人としては嬉しいのですが、また箱が巨大だったりすると嫌ーね。箱詰めされたチェコの空気はもう間に合ってます。

 Airfix 03049 BAC Jet Provost T5/ Strikemaster
 Airfix 05003 Fokker F27 Friendship
 Airfix 02034 Douglas TBD-1 Devastator
 Airfix 04048 Westland Sea King HAS Mk.5 & AEW Mk.2A

 大量再販キタコレ!フレンドシップは3個買います。
 デカールはエアリンガスとかKLMが入ることを期待します。全日空とかは入れてくれないんだろうなあ。
 デバステイターは航空士フィギュアの職安的キットでしたが、今となっては良質のレジンフィギュアなどが多いですので、価格によっては引き合わないかも。
 シーキングの宇宙飛行士回収バージョンは今となってはもうネタとして古いのでしょうか。

 ところで

 Airfix 05038 English Electric Canberra B.(i)8
 Airfix 02008 Fairey Fulmar
 Airfix 01002 Gloster Gladiator Mk.I 72
 Airfix 02045 Hawker Sea Fury FB.11 72
 Airfix 02094 Hawker Tempest Mk.V

 この辺なんだか聞き捨てならないんですが。
 特にキャンベラはあのにっくきB-57に金型改修されて、再販不能であったと聞きますが。
 ひょっとしてフロッグ型? テンペストやシーフューリーも覚えがないしなあ。
 また、21世紀にもなってあのグラジエーターを再販するんでしょうか…あ、まあするかな、あの会社なら。

 そのほか
 ICM 72221 Suchoi Su-27
 ハセガワのフランカーも挙がってますが、海外向けにもう一度受注するんでしょうかね。
 ICMならそんなに高くならないと思いますので、私はこっちに期待かな。

 Italeri 1273 SM.82 Canguro
 ダージリン吹いた。イタレリさんはなにげにこんなものを混ぜておかないで欲しい。

 Revell 4193 Dornier Do-28 D-2
 これは旧マチボクでしょうね。同じドルニエでも、レベルさんには28よりも228を新中央航空デカール付きで再販して欲しい(←無茶振りにもほどがある)

 Special Hobby SH 72161 VL Myrsky II
 脳内フィ(ry
 そういえば、AZモデルのVL Pyriはどうなったんでしょうか。

 Italeri 5702 MAS 500
 イタレリのイカしたお船シリーズ、マイアールや自爆ボートとか変態兵器ばっかりで面白かったのですが、やっとまともなアイテムが出てきましたな(笑)!1/35でなくて良かった。

 Airfix 03250 HMS Campletown
 密かに待ってましたこの再版。
 それはそうとドイツレベルは旧マチボクのHMSアリアドネーを早急に(以下略

 Airfix 51100 Wallace & Gromit motorbike and side car
 withヒコーキの方は再販しないんですかねえ。
 それより、バンダイはDr.スランプシリーズの「ほよよカーチス」と「はいようムスタング」をさっさと再販するといい。

 まあニュルンベルクのことですから、昨年末(ハセガワのことかーーー!)から来年の第一四半期にかけてゆるゆると出荷されたりされなかったりするのでしょう。
 二年連続で発表されてるニムロッドとかのこともありますし。
 フレンドシップとキャンベルタウンだけ予約しとくか。

 あ、旅行の話、続きは明日の午前中ぐらいにアップします。
 旬のネタ先にやっとくかと思っただけなのでご心配なく。
 

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関西行ってきた話(その一)

 その一で打ち切られる可能性は留保するとして(笑)
 先週の土日と大阪・神戸に行ってきました。
 何しにって?酒飲みにですよ!

 かつて参加していたPBM運営会社のイベントがこの日にあると言うことで、イベントに行く人々を中心に集まる戦友会みたいなものですね。
 もちろん最近参加してないオレはイベントには行き(け)ませんが、若いお嬢さん達(もちろん好漢たちもまあそれなりに)と楽しく過ごせる呑み会ならば、喜んで行きますよオレは。
 なにより、正月3が日が明けてからブカツブカツでほとんど休みがありませんでしたからね。

 そこはそれ、模型店も3軒ほど回りましたよ。

 今回の大阪入りは関空からでした。
 「なんでーさ」という声が聞こえてきそうですが、今回はあまりスケジュールに縛られてないのでちょうど時間的に合うスターフライヤーでフライトしてみたかったのと、金銭的な問題から。
 スターフライヤーは関空就航記念運賃で今羽田→関西が9000円。
 そして、今ちょうどキャンペーン中で、羽田のカウンターで南海特急ラピートの特急券と引き替えられるクーポンをもらえるのです。なんばまでの運賃が800円だかかかりますが、同じぐらいかかる狭い空港バスで伊丹から動くぐらいなら特急でしょう。料金面では問題なしです。
Iket
 ↑関空駅ではこんなんもらえます。
 ちなみに関空から乗ると、京浜急行の乗車券がもらえる模様。

 もちろん、私はスターフライヤーの回し者ではありませんし、ブログによるPRで何かもらえるようなプログラムには参加しておりませんよ?
 後から何かくれる分には喜んでもらいますが。スターフライヤーの限定ハセガワA320キットは売り切れたようですし。

 そんなわけで、朝普段よりちょっとだけ遅く起きて羽田に向かったのですが、千葉方面からのバスの時刻を間違えていて(毎時40分固定かと思っていたら8時台だけ30分とは)大慌てで鉄道にシフト。
 京葉線→りんかい線→モノレールと乗り継ぐのですが、普段ほとんど電車に乗らないワガハイ。
 コミティアがビッグサイトになって以来乗ってない東京モノレールに快速があるなどとつゆ知らず、各停に乗ってしまったためチェックイン時間ギリギリにカウンターで発券になってしまう始末。航空券の購入手続きはすませておいたのが幸いでした。事前の準備は重要ですなあ。

 どっちにしてもカウンターには寄るのですが、幸い関空線に乗る人々がまだ手荷物検査場で長蛇の列を作っている状態で、さほど出遅れ感はなく済みました。
 もっとも、結局普通のバスには乗せてもらえず、美人(ホントに美人)の地上スタッフさんの運転するワゴン車で、ターミナルから遠く離れた沖止めスポットに止められたA320に搭乗。
 ボーディングブリッジを使わない搭乗は久しぶりです。

 通路側の席を取っておいたので、座ってベルトを締めたら即寝入るオレ。エアバス機はどうも墜落事故の印象が強くて個人的には落ち着きませんが、なあに寝ている間なら痛くないでしょうきっと(コラ)。
 しかし乗ってみるとSFの機体は座席が広くてイイですよ!私のような大男にはありがたい限り。
 途中ふと目を覚ますとちょうどドリンクサービスの途中で、迷わず日田天領水をチョイス。鼻の通りが悪いので寝るとどうしても口が渇きます。
 時間を見ようとモニタを起動したら、そろそろ伊勢湾の上空あたり。ところが、関空は割と真西のはずなのに気流の影響だか、なんだか随分南に流されてるっぽい航跡です。…と思ったら着陸は四国側からのアプローチになってて、結構大回りするみたい。空の世界も、頭で考えるのと現実は違うものです。

 やや遅れて(スマン)着陸の関西空港では普通にデッキへ。
 以前利用したとき同様、無駄に広い関西空港。飛行機を眺めつつ出口に向かうわけですが、なんかMD-81とか737-400とか古めの機体あるいはアシアナあたりのカーゴばかり…思ったより使われてないのかなあ関空。
 着陸中KLM機がチラリと見えたんですが、デッキからは視認できず。入れ違いで出ちゃったのか、写真取れれば塗装の参考になったのに。(と言うか肝心のSFのA320を撮ってなかった)
 個人的に珍しいところではフィンエアのMD-11とかエヴァエアの777とか楽しげでしたが、遠すぎて手持ちのカメラでは無理!

Finnair
 ↑でも撮ってみた
 後のこと考えると時間がなかったので、今後の参考にMDとかちょっとだけ撮りました。

Ana767
 ↑ちょっと懐かしい、全日空ロゴの767(だよね?)漢字ロゴはもう全部消されたものと思ってました。
 この写真だけ見ると、ハセガワのデカールはマゼンタが強いように感じられますな。
 

 とりあえず電車に乗る前に昼食を。と食べた空港ビル内イタ飯のパスタは塩味が薄いヘルシー(笑)な感じ。
 同行者がいれば”オーブリー、塩をくれんか”とか遊ぶところです。
 あとはオモチャ屋を冷やかした後、鉄道の駅へ。SUICAにチャージしようと思ったのですが、ちょっと手持ちの現金が少なかった(ATM寄りそびれた)のでカードでチャージしようと思い、窓口へ向かうとそこはスゴイ列。

 なんだか、アジア某国から来た連中が切符買うために並んでる。
 しかも、一人一人が駅員に色々聞きながら、時刻表とか調べさせてる様子。(なにしろ窓口とは別に案内人がいるこの素晴らしきサービスをガン無視)

 決めてから並べ!

 そして、グループのくせに別々に買うヤツ、買った切符を持って窓口に戻り(むろん割り込み)「あの人の隣にしてよ」みたいなことを言ってるヤツ。

 一族なら一度にまとめて買え!※族譜によって並び方とかあるのか?

 変更するなら後ろに並べ!

 そして、バカ丁寧に世話を焼く駅員。「お隣の席は何番で?」「わかんない」みたいな会話(半島語VS日本語&英語)が聞こえてくる。相手の切符も持って来いよ。

 エエ大人を甘やかすな!

 という感じで20分以上待ってやっと順番が来て、「これで『VIEWカード以外は使えませんよ』とか言われたらネタどころではない」とか思いつつ、無事チャージ終了。

 次の特急まであと6分しかない中、今度は南海のカウンターで特急券を引き替え。
 南海の駅員さんの温かい口調にオレ涙目。
 「差額払ってスーパーシートにはできませんよね」「それはできません。でも次の列車は普通席でも座席割と空いてますよ」エエ人や!

 まあ、列車は目の前に見えてるのでさっさと乗って寝ようと早速チャージしたカードをかざすと

 ぶっぶー「この乗車券は使えません」

 南海(というか関西私鉄全般)はSUICAダメなんだってさ。券売機にダッシュ&懐中残り2500円ほど。

 ………みんな某国が悪い(←逆恨み)。

 教訓:職場の机に眠ってるICOCAは持ってきた方がよかった
 ・SUICAはPASMOの代わりに使えるが、ICOCAはだめ。
 ・ICOCAはPiTaPaエリアで使えるが、SUICAはだめ。
  えびすどんは一つ世の中に詳しくなった。 

 オチが付いたところでこの項おわり

 それはそうと、これはどう見ても旧ザクだよね!
 Nankai

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2008.02.03

東国の男、大阪へ

昨日から、西国に来ているのでした。
今日は今から神戸に向かいます。
11時から開いてるようなのでガネットに寄ろうっと。

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