ThinkPad T42p Fan Error発生
ワガハイの所有するPC数台の中で職場の机上に置かれ最もよく使っているメインマシンであるところのThinkPad T42p(2373-KXJ)でありますが、ある朝突然起動時にBIOS画面の後に表題のメッセージを出すのに続き自動的に電源オフしてしまうという症状に。
とりあえずファンの動作状態確認ということでハッチを開けてキーボード下のファンを見たところ、別に激しくホコリが溜まっているわけでもナシ、ハッチオープン状態で始動してみると一応ファンは回っている。
何度か確認してみると、なぜかキーボードを固定するネジを外していると起動するが、戻すとまたFan Errorという謎めいた状態。何にせよコレでは使い物になりません。
まあ、買った段階で4年落ちの中古ですからね。
確かに、思えばH.264動画の再エンコードみたいな重い作業の最中に時々PentiumMの2GHzとは思えないもっさり動作になってたことがありましたが、アレは多分冷却不足でクロックダウンしていたのだろうな、と。
何しろ未だ購入価格を償却したとはとても言えないので、なんとか直さねばなりません。
当然保証など既にないので、ファンアセンブリを購入して取り替えるということになります。
「ThinkPad T42p Fan Error」で検索してみると出るわ出るわ。Tシリーズは長く使っている間にファンの問題が結構出るようですね。
交換部品のFRU/PNは41W5204でした。初期搭載部品のナンバーから変更されているようです。
部品センターから購入した方が3750円という価格を記しておられましたが、手近にfaxもなかった(職場の備品ではないので職場からのファクスは遠慮した)ので、若松通商で店頭購入。値段は倍近い\7980。
兵は拙速を尊ぶということで、模型をハナンツから輸入せずにバウマン(あるいはプラッツ)扱いの国内流通品を買うようなものです。これだからワシは金貯まらないんだな。
ファンアセンブリなので、純銅っぽい色のヒートパイプ付きヒートシンクと一体のもの。p用はCPUとGPU(Mobility FireGL)を同時に冷やす仕掛けになっています。
シリコングリスを用意する必要があるかと思いましたが、CPU接触部に最初から点付けされています。高性能のものに塗り替えるとまでは考えていなかったので、ハードウェア保守マニュアルの命ずるままにアセンブリを交換。GPU部の導熱ゴムを剥がすのがちょっと難儀でしたが、そこさえ突破すればあとは接触部を綺麗にして載せ替えるだけ。無事復活です。
そういえば、ファンアセンブリのパッケージの中に底面手前のキーボードベゼル部を留めるネジの頭を隠すプラスチックシールが同梱されていたのですが、自分の所のT42pは購入当初からネジが露出しておりました。
HDDも交換(DtoD区画消滅なので安かった)されていたのでなんらかの手が入ってることは予想していたのですが、一度分解されていたことが判明したわけですね。
とりあえず問題も解決したので、ガリガリ使っていくつもりです、Blog更新はサボってますが。
自宅、職場とも冷房のない生活環境なのでこの夏が心配でしたが、ファンが新しくなったことで乗り切ってくれることを期待するものであります。
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