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2009年11月28日 (土)

錬金術の修行方法 ~序盤追記~

中盤編に行く前に最近わかったことをちらっと。


先日、アテネ西奥地のオリンピア地方で、
緑色の鉱石を採集してみたのですが、
どうやら採集場所によっては、
さっぱり採れないというわけでも無さそうなのです。

序盤その1の余談では、
緑色の鉱石はアフリカやインドでと記載しましたが、
そこそこ緑鉱石を手に入れることができるとなれば、
安全海域であるこの場所での採集こそが、
ベストな手段なのではと感じました。



採集場所について


普通、何かを採集する場合は、
テーブル岩とか大きな木とか、
その土地土地のポイントになる場所で行うと思います。

しかし、
オリンピア地方で緑鉱石を得ようとした場合、
そういったポイントを外した方が良さそうなのです。

ちなみにうちの場合ですが、
オリンピア地方に入って西にある斜め岩のところから、
真東に向かって遺跡に接した場所で採集してます。
ここだとそこそこ採れる気がします。

Olympia



メリットについて


当然のことながら、
わざわざ危険海域に行く必要がないというのが
ここでの採集の最大のメリットになりますが、
それ以外にもいい点はあります。

それは石です。
この場所では大量に石が手に入ります。
序盤その2の余談で記載した通り、
この石から水晶をたくさん作ることができるのです。
恐らく緑鉱石を必要としている方は、
同時に水晶も大量に使っているはずですので、
これはかなりのメリットだと言えます。

石と緑鉱石の他には、
砂、草、石材、ミツバチの巣が採れます。
これらも人によっては使い道があるかもしれません。

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2009年11月25日 (水)

錬金術の修行方法 ~序盤その3~

R4で生産できるもの一覧


 赤い錬金薬液(還元)(ロンドン)
  白の錬金薬液1 金10 貴重書5
 黒の錬金薬液(還元)(ロンドン)
  赤の錬金薬液1 金10 貴重書5
 白の錬金薬液(還元)(ヴェネツィア)
  塩10 黒の錬金薬液1 金10

 メデューサの呪薬(要工芸5、アテネ)
  アニス3 マンドラゴラ8 赤の錬金薬液1
 ボルジアの秘毒(要調理3、バレンシア)
  ブタ3 赤の錬金薬液1 砒石の毒5
 大蜘蛛の油(要工芸4、サロニカ)
  黒の錬金薬液1 強力粘着油4 トリカブトの麻酔薬2
 愚者の両手(ヴェネツィア)
  赤の錬金薬液10 金15 アイアングローブ
 象嵌のナイフ(ヴェネツィア)
  赤の錬金薬液5 錬金術師のナイフ ギリシャ神の護符
 叡智のグローブ(ヴェネツィア)
  黒の錬金薬液8 グローブ 最高級毛皮5
 叡智のブーツ(ロンドン)
  赤い錬金薬液7 ファーブーツ 最高級毛皮4



R4での主な修行方法


上の3つは錬金薬液の色を変える生産になります。

赤→黒→白→赤の順番に変化させることができ、
大成功するたびに錬金薬液が1つずつ増えます。

かつて刻印が生産できなかった頃は、
これが手持ちの錬金薬液の増やすベストな方法であり、
更にはR6になるまでの修行の代表格でもありました。
俗にいう還元オンラインです。

しかしながら素材には大量の金が必要で、
これを如何にして手に入れるかがポイントになってきます。
生産しても全く熟練度が得られない貴重書もたくさん必要です。

また、
還元オンラインはロンドンとヴェネの往復になりますが、
錬金薬液は医薬品ですので、
航海中に火事で燃える可能性があります。
燃えちゃった時のダメージがあまりにもデカいので、
副官の防火やこまめな寄航で回避しなければなりません。

と、このように大変な還元オンラインですが、
これで修行せねばならなかったのは過去の話。

現在はR2の刻印やR3の実験用品を作ることで
R4~5でも熟練度は得られます。
R3での修行方法をそのままR4でも行えばOKです。

ちなみに還元以外の生産は例によって、
錬金薬液を使う修行に向かない生産です。
例外として愚者の両手だけは修行に用いることがありますが、
それはR6からの話になります。





R5で生産できるもの一覧


 奇跡の乳香(要工芸6、ファマガスタ)
  ジキタリス10 黒の錬金薬液1 乳香4
 黄金の両手(要鋳造5、ヴェネツィア)
  赤の錬金薬液15 愚者の両手 金のスカラベ
 旅人のアミュレット(ヴェネツィア)
  黒の錬金薬液10 羊皮紙10 ギリシャ女神の護符



R5での主な修行方法


R5で初めて作れる生産物には修行に適したものはありません。
R4でしていることを引き続き行うことになります。

ここで生産できる黄金の両手は、
爵位や名声の縛りが厳しいですが、
貴金属取引+1、財宝鑑定+1の篭手なので、
己で金銀を買っている錬金術師には便利な装備品です。
もし自身で使うということでしたら、
このタイミングで自作しちゃうのがいいかもしれません。





余談3:序盤の錬金術で銭を稼ぐ方法


錬金術は他の生産スキルとは違い、
序盤で生産できるものが高値で取引されたりします。
具体的にいえば貴重書や刻印がこれにあたります。

これには理由があり、
貴重書や刻印は中盤以降は生産素材として大量に用いるものの、
移動やら素材集めやらが何かと面倒な上に、
中盤以降だとこれらを作っても一切熟練度が得られない・・・

ということで、
これらの素材で別の高額商品をこさえる高ランクな錬金術師や、
時間をかけずに銭かけて修行したいという
ブルジョアな錬金術師に対してかなりの需要があり、
次第に相場も高くなっていきました。
相場を調べて適正な価格で商売すれば結構な儲けが出るはずです。

ただし、
このまま修行を続けていけば、
今度は自身でこれらを大量に使うようになりますので、
きちんと確保しておいて、
持ちきれなかったり不必要だったりな分を売る、
これが賢い処分方法だと思います。



(中盤その1に続く)

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2009年11月24日 (火)

錬金術の修行方法 ~序盤その2~

R3で生産できるもの一覧


 金(ヴェネツィア)
  黒の錬金薬液2 金2 鉛15
 錬金術式ダウジングロッド(要探索5、ヴェネツィア)
  黒の錬金薬液5 山師のダウジングロッド1
 ヘズの呪粉(要工芸4、ストックホルム)
  ベラドンナ8 マンドラゴラ5 赤の錬金薬液1
 ディオニソスの酒(要調理2、サロニカ)
  干しぶどう8 ニガヨモギ5 黒の錬金薬液1

 錬金術のつぼ(錬金術家具)
  粘土2
 イグニスの原液(錬金術家具)
  赤の錬金薬液1 蒸留器1 試験管1
 アクアの濃縮液(錬金術家具)
  白の錬金薬液1 蒸留器1 試験管1
 テッラの抽出液(錬金術家具)
  黒の錬金薬液1 蒸留器1 試験管1
 ウェントスの還元液(錬金術家具)
  無色の昇華薬1 蒸留器1 試験管1
 無色の昇華薬(錬金術家具)
  緑色の鉱石10 風妖の刻印1 フラスコ1



R3での主な修行方法


上記4つは錬金薬液を使う生産なので修行には不向きです。

それ以外の生産は、
上級錬金術用の家具を自宅に配置することで可能なもので、
作れるものも上級錬金術で使用する実験器具と薬液のみです。
R10以降を見据えて
ここから作りまくるのも修行になりそうです。
ちなみに無色の昇華薬以外はスタックアイテム扱いなので、
保存も比較的楽にできます。

この生産するのに必要な家具ですが、
簡易実験台なら世間で安値で売られてることがあります。
これを作ること自体が終盤戦の錬金術修行になるので、
たくさん作って処分しまくってる方々がいらっしゃるのです。
タイミングさえ合えば容易に手に入ります。

素材の蒸留器、試験管はガラス細工から、
フラスコ、ガラス細工は水晶から、
熟練職人の教練書レシピでそれぞれ作成できますが、
問題はこの水晶とガラス細工の入手方法になります。
また、
粘土はファーム産出オンリーで、
これまた入手困難です。





余談2:水晶の入手方法


ガラス細工はヴェネかナポリで売ってますが、
工芸品取引がないとたくさん買えず、
水晶に至ってはアムスに投資しないと交易所で見えません。
つまりネーデル人でないと買えないのです。

イング国籍だと、
アムスの商会ショップで多少高値で手に入れるか、
ジュエリーカット白の書や石切の書で作成するか、
またはマダガスカルで採集か、
地図で入手するなどの選択肢になります。
商会ショップ以外の方法は恐ろしく手間がかかるのですが、
銭っこをケチりたいというのならやらざるを得なくなります。

ここで注目したいのが石切の書と石です。
石は故意に手に入れようとしなくても、
何かしらのハズレとして探索だの採集だのの時に、
無駄に手に入ってしまいます。
錬金術師であるならば大抵の場合、
前提クエで使用した探索スキルがあるはずなので、
それを使っていい発掘品を手に入れつつ、
副産物として石、
すなわち水晶を手に入れることができるのです。

私的意見ですが、船大工の金づち&のこぎり探索が
儲けついでに石が手に入るいい方法だと思います。
金づちをナポリ郊外奥地、
のこぎりをベイルート郊外奥地で探索した場合、
素直に石の入手量を優先するなら金づちで、
砂を砂金にしたり(保管16)、
石像(探索8)やダマスカスソード(探索15)を掘り出して、
更に儲けたろと考えるならのこぎりになります。

また裏技として、
現場で探索作業をしてる別の方々に向けて、
石を譲ってくれとシャウトする方法もあります。
試したことが無いのでわかりませんが、
その場に捨ててる方も結構多いような気がするので、
格安で売ってくれるかもしれません。

・・・・・・

とはいえ、
この儲けつつ水晶チマチマ入手作戦では、
需要に対して供給が間に合わなくなったりします。
やはり高くつくとしても、
商会ショップを探すのが常套手段になるかもしれません。



(序盤その3に続く)

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2009年11月23日 (月)

錬金術の修行方法 ~序盤その1~

ここからは各ランクにおいてどのような物が生産でき、
どのように修行していったらいいのか、
順に解説していきたいと思います。


※生産レシピのカッコ内は
 必要なサブスキルと固定レシピのある街です。
 錬金術の生産は現状、全て街固定レシピで行います。

※解説中に「金」と書かれてあれば
 それはマネーではなくゴールドの事を意味します。
 ちなみにマネーの場合は故意に「銭」と表記してあります。




R1で生産できるもの一覧

 貴重書(要アラビア語、ヴェネツィア)
  洋書1 紙2
 魔術の刻印(要アラビア語、アレクサンドリア)
  塩10 マンドラゴラ8 銀6
 水銀(ロンドン・ヴェネツィア)
  辰砂3

 赤の錬金薬液(ヴェネツィア・錬金術家具)
  赤い鉱石10 水銀3 火トカゲの刻印1
 黒の錬金薬液(ヴェネツィア・錬金術家具)
  黒い鉱石10 硫黄5 地精の刻印1
 白の錬金薬液(ロンドン・錬金術家具)
  塩10 白い鉱石10 水妖の刻印1



R1での主な修行方法


基本的には貴重書作りです。
貴重書は999個あっても将来的に足らなくなるので、
熟練度が貰えるR1~2の間に作れるだけ作っておきたいです。

ただし、紙と洋書をヴェネに持っていく必要があり、
ロンドンとヴェネ、
もしくはベイルートとヴェネの往復になりますので、
効率としてはよくないのかもしれません。


もう1つ、
序盤で作れる錬金術に不可欠なものが刻印です。

R1で作れる魔術の刻印は、
R2で更なる加工をしないと使えませんが、
この段階で作り始めるのも修行としては有効です。

しかし、
面倒な素材である上に1回の生産で使う素材の量が多いので、
大量に作るのは大変だったりします。

素材の銀はジェノヴァで、
マンドラゴラと塩はシラクサで売ってますが、
それぞれにおいて取引スキルが欲しいところで、
特に貴金属取引は無いと厳しいです。


水銀作りは
鉱石取引があれば序盤の修行に活用できます。
リガやバレンシアで辰砂を買って
ロンドンで水銀にするだけです。

ただし水銀は、
後々上記2つほど大量には必要にはなりませんので、
単純な序盤のランク上げにしか使えないと考えてください。





R2で生産できるもの一覧


 火トカゲの刻印(要アラビア語、アレクサンドリア)
  塩10 硝石12 魔術の刻印2
 地精の刻印(要アラビア語、アレクサンドリア)
  塩10 砂15 魔術の刻印2
 水妖の刻印(要アラビア語、アレクサンドリア)
  塩10 魔術の刻印2 湧き水10
 風妖の刻印(要アラビア語、アレクサンドリア)
  塩10 魔術の刻印2 オオワシの羽15

 錬金術師のタロット(ヴェネツィア)
  紙22 石墨1
 トリカブトの麻酔薬(要工芸3、アテネ)
  マンドラゴラ5 赤の錬金薬液1 草15
 錬金術師のナイフ(ヴェネツィア)
  赤の錬金薬液2 黒の錬金薬液2 さびたショートソード



R2での主な修行方法


魔術の刻印はこのR2から使える素材に変わりますが、
ここでまた面倒な素材が追加で必要になってきます。

硝石と砂はアレク西のエジプト北岸で採集でき
(硝石は採集R8必要)、
オオワシの羽はカイロの道具屋で販売、
湧き水はファームの水田から入手できます。

風妖以外の刻印は、
この段階で他の素材と組み合わせて錬金薬液にできます。

しかし、
その薬液を使用した麻酔薬とナイフの生産は、
修行としては効率が悪いので用いません。
錬金薬液の生産が面倒であることや、
後に出てくる修行や、
上級錬金術を行う時に大量に使いたいので、
ここでは使わずに残しておいてください。


錬金術師のタロット生産は
かつて序盤の修行で貴重書の次に有効な手段でしたが、
今はそれ以外の方法も色々出てきて影が薄くなってます。
しかし上級錬金術の素材になるので、
ここでたくさん作って残しておくのもいいかもしれません。





余談1:色鉱石の入手方法


錬金薬液を作成するときに必要になるのは、
上記で解説した刻印だけではありません。
それぞれの色に対応した赤黒白の鉱石が、
薬液1つに対して10個ずつ必要になります。
また、緑と青の鉱石も上級錬金術で使う機会があり、
修行用ということなら緑の方はR3から使うことができます。

これら赤黒白緑青の色鉱石ですが、
手に入れるとなると、
商会ショップで高値で買うというブルジョアな手段や、
たまに沈没船や地図から出てくるという特殊ケースを除けば、
採集かファームで入手するしかありません。

ロンドンを基準として考えた場合、
最も採集しやすいのは黒で、その次に赤と青、
残りの白と緑はかなり面倒になります。

黒い鉱石は、
ロンドンから数日で行けるブリテン島南岸で採集できます。
またダブリン郊外やリューベック郊外まで行けば、
黒と同時に赤い鉱石も採集できます。
ダブリンとリューベックは麻、草、丸太なども採集できるので、
上記の持っておくべき工芸レシピと船大工入門レシピがあれば、
副産物として紙や洋書(貴重書用)、
植物油と木材で高級家具(小銭稼ぎ用)なども生産できます。

青い鉱石は、
リューベックとダンツィヒの間にある
バルト海南西でザクザク採れます。

白い鉱石は安全海域では採集できず、
アフリカ南西岸、アフリカ南岸、
セイロン東などが主な採集場所です。
移動距離からして、
ベンゲラの南にあるアフリカ南西岸がお勧め場所になります。

緑色の鉱石はアテネ西の奥地、オリンピア地方で採集可能ですが、
これがビックリするほど採れません。
その次に近い採集場所となると、
ソファラの先のアフリカ南東岸になってしまいますが、
どうせならインドまで行ってしまって、
セイロン東で白い鉱石と一緒に大量に採って、
持って帰ってくるのもいいかもしれません。

採集以外には、
ファームからの産出という入手方法がありますが、
このファーム産出は是非とも
白と緑に対して使いたいところです。
インドのディエゴガルシア島にファームがあり、
そこで色鉱石が産出されてる鉱山を開発し終わっているという、
このそこそこ大変な条件が必要で、
かつ産出量もボチボチだったりしますが、
ヨーロッパに居ながらにして
白と緑の鉱石を安く手に入れる手段ですので、
有効に活用したいところではあります。


(序盤その2に続く)

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錬金術の修行方法 ~はじめに~

長らく更新をサボっていたので、
ここいらで長文なんぞを・・・

最近は延々と錬金術の修行をしております。
なのでここでは実体験をもとに
イングランド人の錬金術修行方法の一例をご紹介しようと思います。

具体的な解説の前にまず、
前もって準備しておいた方がいいスキルやアイテムを記しておきます。



スキル


・R1の段階で是が非でも必要なスキル

 アラビア語
  サブスキルとして必要。辞書では代用不可
 工芸
  錬金術師見習に転職するのにも必要でその後も必要不可欠


・是非とも必要なスキル

 工業品取引、貴金属取引、採集
  素材調達用
 鋳造
  素材作りやサブスキルとして必要


・是非ともじゃないけどあれば便利なスキル

 医薬品取引、鉱石取引、調味料取引
  主に序盤の素材調達用
 探索
  素材調達用。自力で転職できたのなら持ってるはずのスキル
 縫製
  終盤で一部のサブスキルとして必要



レシピ


・持っておきたい工芸レシピ

 職人の教練書
  序盤から終盤まで素材作成に使用
 防具職人の工芸技法
  中盤からの篭手作りに使用
 熟練職人の教練書
  終盤の実験器具作成用
 石切の書
  終盤の水晶調達用


・持っておきたい鋳造レシピ

 金属精錬の書
  鉄材、銅、鋼の生産に使用
 実験器具の製法
  終盤の実験器具作成用



素材


・修行において必要不可欠な交易品

 貴重書
  主に序盤~中盤で使用
 赤白黒の錬金薬液、金
  常時必要


・修行に使いたいアイテム

 火トカゲの刻印
  赤の錬金薬液作りに必要
 地精の刻印
  黒の錬金薬液作りに必要
 水妖の刻印
  白の錬金薬液作りに必要
 粘土
  必要なのは終盤。でも序盤のスキルアップにも活用できる



この後は、
ランク毎の修行方法について
順に解説していきたいと思います。(続く)

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