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2010年11月28日 (日)

神が与えし試練

Shiren1

サルベージをしているとたまに出る、
海しか写っていない地図。
今回反応があったのは
広大な北大西洋だった。

手掛かりはほとんどない。
細かい場所の特定はできず、
北大西洋のどこに沈んでいてもおかしくない。



堅実な天使が言う。
誰かと艦隊を組んで探せと。

怠惰な悪魔が囁く。
そんな地図は破棄してしまえと。



しかし私はどちらの誘いにも乗らず、
一人で北大西洋ローラー作戦を敢行。

カリブ方面から経度を少しずつずらしながら、
中央大西洋から北の地の果てまで、
まっすぐ縦断してまた戻る行為を繰り返す。



Shiren2

長期戦になることを覚悟したものの、
2往復目の復路で副官が反応。

座標14037,2565にてサルベージ完了。

Shiren3




堅実な天使が再び言う。
そこからゆっくり南東のアゾレスへ向かえと。

怠惰な悪魔も再び囁く。
天馬の羽根でカリブまで飛んで帰れと。



しかし私はまた両者を無視し、

Shiren4

全速力で北欧に持ち帰る。





私は試練に打ち勝った。

Shiren5

天使の助言も悪魔の誘いも無視し、
私として神に勝った。
そう思った。







しかしすぐにそれは誤解だと判明する。
神に勝つことなど到底できないのだ。

何故なら神は、
私に新たな試練を与え続けるのだから。



Shiren6

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2010年11月21日 (日)

利便性

Riben0



便利な物が発明されれば、
今まで存在した苦労は消えてしまう。



Riben2



様々な場面で楽ができ、



Riben3



それまで不可能だったことも、
軽々とこなせるようになったりする。





Riben4



その反面、
便利は新たな苦労を作り出す。



Riben5



それまで思いもしなかったことや、
現実的じゃなくて諦めていたことがあっても、
それをやってみようかという気にさせてくれる。



Riben6



で、迂闊に始めてしまえばその先には、
今までとは違う苦労が待っている。



Riben7





ゴールに辿り着いたら、
新たなスタート地点に移動するだけ。
便利になっても何も変わらないことに気付く。

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2010年11月 5日 (金)

いかとさめ

確か数ヶ月前のこと。

造船R16修行を終えた時、
その上げたスキルを利用して、
自身の船を再強化する事を考えた。

その時に乗っていた船は皆、
旧仕様のFSや、
それ以前の時代に造られたものばかり。
旋回や対波が大幅に上がる仕様で、
もう一度造船してみたい。
そう思っていた。

しかし、
造船に飽きていた私は、
錬金術修行の続きを先に選んでしまった。
そしてそれが果てなく続いた。



そして今。

長い長い修行が終わった。
その間に更にFSの仕様が変わり、
初期化した船が強化0回と扱われるようにもなった。

今度こそやろう。
というわけで2隻ほど再強化してみる。






・大型スクーナー

Yariika1
(初期化前、船装備なし)

普段の移動用。
スキルは急加速に見張り台。
そこに専用で耐風マスト。
そして速度アップのためにチーク化。
クリッパー系があまり好きじゃないので、
未だにこれに乗り続けている。



before

Yariika2

FSが導入された直後くらいに製作。
スキル付加素材、チーク装材、
それに提督居室と渡し綱を2個ずつ使用で、
4回強化。



after

Yariika3

強化方針は前回と同様で、
使う素材もほとんど同じ。
ただ旋回アップだけは提督居室から舫綱に変更。
更にチーク装材を使わない分の空いた枠も、
舫綱を突っ込んでみる。
造船ランク上昇もあり減量率も上げてみる。
加速が大幅に上がった。
・・・はずだけど、
元々速かったので実感湧かず。





・商用大型クリッパー

Ubazame1
(初期化前、改良フルリグド1個装備状態)

たまに使う大量運搬用。
副官船の登場で、
利用する機会は更に減ってしまって今に至る。
こちらも急加速と見張り台付き。
私の中のイメージは「暴走巨大トラック」。



before

Ubazame2

JB時代に作った基本形に、
スキル付加用の強化を行っただけの船。
一応チーク化したりはしているが、
嵐に対応していないなど、
中途半端な感じで放置していた。



after

Ubazame3

最初の2回の強化を、
以前と同じスキルを付ける+大マスト1個で消化。
残り2回で舫綱と渡し綱2個ずつの予定が、
造船で高ランクを要する船では
中間値を下回りやすいという現象にぶち当たり、
渡し綱1個を大マストに変更という妥協を強いられる。
結果的に帆性能はかなりのオーバー。

ちなみに、ここで舫綱を削らなかったのは、
フルリグドセイルを5個つけた時の
動きにくさをなくすため。
また、オーバーした分の帆性能を削って
20%以上の増量をしなかったのは、
対波を1つでも減らしたら嵐に対応できず、
前回の欠点を引きずってしまうため。

港を出るときのもっさり感がなくなった分、
乗り心地は格段に良くなった。





久々にFS造船をしてみて、
高ランク船で数値的に成功することの難しさや、
旋回対波の上がりっぷりなどを実感した。
拘りのある人が何度も何度も造り直すその理由も、
何となくわかった。

でも、うちの船は今回はこれでOK。

妥協を許さないような拘りは、
造船スキルを上げるような装備品とか、
そんなのが手に入るようになってから出そうと思う。
漁船にね。

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