YOU'VE GOT ANOTHER THING COMIN'
昨今はどうやら、有名人の偽者が流行っているようである。
そこで今回は、偽者に関する考察をしてみることにした。
自分の偽者が出現すると、「自分が本物だ、あれは偽者だムキー!」と声高に叫ぶ人がいる。ブログ等で発信してしまったりするが・・・
これは常識的な対応ではあるが、実は最も効果が低い。はっきり言って偽者の思うツボである。
ではどうするのか。
無視というのも一つの手だが、逆に偽者を大量に増やしてしまうことが効果的といえる。これにより、偽者ひとり当たりのインパクトや存在感を大幅に縮小し、目撃されても「あ、また偽者が現れた」くらいにしか思われなくなる。
こうなると、偽者は五十人や百人の中の一人となり、オリジナルの存在だけが際立つのである。
ただし、この方法論には、ひとつだけリスクがある。
もしも偽者の中に、オリジナル以上に存在感のあるキャラが出てきた場合、オリジナルを蹴落として本物になってしまう可能性がある。
例えば、偽者が本家よりブログが面白く、更新頻度も多く、実際に会ったら会話もアドリブがきく、というケースを想像していただきたい。
この手の競争は、1位にならなければあまり意味がない。トップでなければ2位でも百位でも変わらないのである。
もっとも、この現象が実際に起こることはほとんどない。
何故ならば、非常にキャラの立っている人物だからこそ偽者が現れるので、存在感で偽者を圧倒するなど、元々造作も無いことだからだ。
最後に、もうひとつだけ。
あくまでも偽者に関する考察であって、愛人に関するものではない。
BGM : Amen! / LIV MOON
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