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2012年9月30日 (日)

ひとりサルベージ 後編

前回の続きです。
今回は、引き上げ、曳航、そして調査について、
色々と解説したいと思います。





3.サルベージ

沈没船の位置を細かく特定したら引き上げ作業を行います。
測量スキルで座標を確認しつつその場所に移動し、
サルベージスキルを使用します。

沈没船がヒットしたら引き上げ作業が開始されます。
進行度合がパーセントで表示され、
100%達成で引き上げ完了です。

Solosalvage5

1回引き上げるごとに大成功、成功、失敗の判定があり、

成功:進行度のパーセントが上昇、船体にある程度のダメージ
失敗:船体に大きなダメージ、場合によっては船員の落下
大成功:ノーダメージで成功時の約2倍の進行度上昇

となります。

サルベージに時間がかかってしまうと、
「長時間のサルベージで船員が疲労しています」と表示され、
引き上げ失敗時にロープが切れてしまうことがあります。
このタイミングでサルベージは強制終了し、
最初からやり直しとなります。

なので1回1回の進行度上昇率は大きい方が望ましいです。
あまり上昇しない場合は、
引き上げ場所を改めるか船員を増やすかして、
サルベージをやり直した方がいいと思います。

私自身の感覚で言うならば、
1回で2桁%ずつ上昇なら余裕、
7%以上なら厳しいけれどいける感じ、
5~6%でギリギリいけるかどうか、
それ以下ならちょっと厳しいかもという感じです。

サルベージをやり直す時には注意すべきことがあります。
1回引き上げを開始してしまうと、
地図の×印が正しい位置に常に表示されるようになりますが、
それと引き換えに見張り副官は何も言わなくなります。
なので、
これまでの副官を頼りにした場所の特定ができなくなり、
一度その場から離れてしまうと、
ヒントはこの×印だけになってしまいます。
やり直す時はそれまで引き上げていた場所の座標を
しっかりと覚えておいてください。

ちなみに、
サルベージスキルで沈没船がヒットする範囲は
中心から半径14~5くらい?の座標の範囲です。
スキルを使用してヒットしたらキャンセル、
少し移動したらまたスキル使用、を繰り返し、
引き上げできるできないの境目を探し出せば、
副官に頼っていた時と同じように中心を特定できます。
かなり面倒な作業になりますが。

また、わざと離れた場所で引き上げにくいサルベージをし、
引き上がりそうになったら中断するというのを繰り返すことで、
サルベージスキルの熟練稼ぎを行うこともできます。
ポイントが安全海域で港が近い場合なら、
船員や資材の補充も楽ですのでやる価値はあるかもです。





4.港まで曳航

沈没船の引き上げが完了したら港まで曳航します。
沈没船の☆の数が少なかったり、
港が肉眼で見えるくらいの近さだったりなら、
そのまま全速力で港に向ってもOKですが、
そうでない場合は曳航スキルが必須になってきます。

曳航スキルを使用していないとすぐ、
使用していてもある程度曳航していると、
途中で曳航しているロープが切れそうになります。

Solosalvage6

そうなったら一旦錨を下ろして船を止め、
ロープが安定するメッセージが出るのを待ちます。
しばらくすると「切れそうな状況は回避」となり、
更に待つと「曳航準備は完璧」となります。
港までまだ距離がある場合は、
この完全な安定を待って再出発するのが最善といえます。

万が一ロープが切れてしまった場合は、
その場所でもう一回サルベージを行わなければなりません。
この2度目以降のサルベージは熟練度も貰えず、
全くやる価値がありません。
できる限りロープが切れない状態を保って、
港に向かってください。

ちなみに、
曳航補助のオプションスキルが付いている船なら、
ロープが切れることはありません。

また天馬の羽根を使って、
一気に港付近まで飛んで帰るという裏技もあります。





5.沈没船の調査

沈没船を港に係留したら出航所に調査アイコンが現れ、
船内を調査することができます。

Solosalvage7

係留した沈没船は2度と曳航できなくなりますが、
一度どこかの港に係留してしまえば、
別の港ででもこのアイコンは出てきます。
つまり、沈没船を係留させた港は関係なしに、
調査はどの港でも行うことができるのです。不思議。

調査前には船倉とアイテム枠に空きがあるか確認します。
また、陸戦もあり得るのである程度戦える装備に着替えます。
陸戦が苦手な場合は、
頼れる仲間がいる場所まで移動し合流して調査、
または負けてもいい覚悟で、
盗まれちゃ困るものを持たずに調査という方法もあります。

Solosalvage8

沈没船内部には宝箱があります。
その数は沈没船の☆の数で決まっていて、
一部の例外もありますが、
☆1~3なら2個、
それ以上なら☆の数-1個あります。
中には鍵がかかっている箱もあり、
それを開けるには開錠スキルが必要です。

また、宝箱を開けたタイミングで、
船内に山賊が入り込んでくる場合があります。
陸戦というのはこの連中との戦いです。
完全に無視することも可能ではありますが、
攻撃を仕掛けられてしまうと逃げづらいので注意です。

全部宝箱を開けたら調査終了です。
冒険経験を貰え、
その船が発見物ならこのタイミングで発見となります。
これにて1隻のサルベージが完了となり、
また断片を使用して次の沈没船地図を作る作業に戻ります。





2回に渡っての長文になってしまいましたが、
以上がサルベージの流れになります。
一部例外もありますが基本的にはこれの繰り返しです。

艦隊を組んでのサルベージならば、
場所の特定方法が違ってきたり、
サルベージ、曳航の協力ができたりするのですが、
今回は私の1人寂しいサルベージ方法の解説ということで、
割愛させていただきました。



さて・・・

前編後編ときてもう終わりのように見えますが、
次回もう1回だけ番外編の解説を行います。
例外ともいえる沈没船であるところの、
「沈没幽霊船」と「海だけの地図」についてになります。

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2012年9月29日 (土)

ひとりサルベージ 前編

ひたすらダンジョンに潜り続けたおかげで、
断片地図もかなり貯まり、
現在はそれを消化するためにサルベージツアー中。

うちの場合、
複アカでも誰かと一緒でもないので、
場所のヒントは地図と副官しかありませんし、
引き上げも自力のみでやらねばなりません。

今回はそんな私が如何にしてサルベージしているかを、
ざっと解説したいと思います。
一般的な方法(だと思う)なので、
サルベージ未経験、初心者の方は参考にしてください。
多分参考になります。なるんじゃないかな。





引き上げ時に用意するもの

・副官(担当は見張り)
・そこそこの資材
・サルベージスキル
・曳航スキル
・測量スキル
・修理スキル
(これらスキルは代替アイテムでもOK)
・視認、考古学スキル
(一部の沈没船のみ)


沈没船調査に必要なもの

・ある程度の船倉とアイテム枠の空き
・陸戦仕様の装備もしくは陸戦のできる仲間
・開錠スキル





1.沈没船の場所をざっくりと特定

まず断片を使用して地図を完成させます。
最初の頃は数枚で完成しますが、
沈没船の引き上げ数が増えてくると、
断片が26~30枚くらい必要になったりします。

地図が完成したらその地図を頼りにその海域に向かいます。

Solosalvage1 

沈没船がある海域と同じ海域群
(海域変動で同時に安全、無法になる海域の集まり)に入ると、
副官が上図のように反応し、
「この海域に目標の船が沈んでいる」とメッセージが出ます
(正確にいうと「海域」ではなく「海域群」です)。


沈没船のある海域でサルベージスキルを使うと、
「この海域に目標の船が沈んでいる」とメッセージが出るので
(こちらは「群」ではなく文字通り「海域」です)、
地図とこのメッセージを手掛かりにして海域を特定します。


※訂正

 海域群が同じで海域が違うときは、
 「この近くの海域に目標の船が沈んでいるようです」
 海域が同じ場合は、
 「この海域に目標の船が沈んでいるようです」
 とメッセージが出ます。
 沈没船のある海域はこのメッセージだけで特定できます。



沈没船と同じ海域に来たら沈没船の地図を表示させて、
その上をマウスカーソルでこすります。
うまく沈没船の位置をこするとができたら、
そこに赤い×印が浮かび上がります。

Solosalvage2

上図の場合は「ジブラルタル海峡」にいる時のみ
×印が浮かび上がります。

シップレックハンターの称号を名乗っていれば、
この印が間違いなく沈没船の位置になりますが、
通常は位置がずれてしまうことが多いので、
×印は目安程度に考えてその場所に向かいます。
ちなみにこの×印は、
地図画面を開き直すと別の場所に動いてたりしますし、
下手すれば陸上に現れたりすることもあります。

現場に向かう際には必ず副官を見張り担当にしておきます。
沈没船に近づくと見張り副官が近いこと知らせてくれます。

Solosalvage3

副官が知らせてくれる範囲は、
測量スキルで出てくる座標の数字でいうところの、
沈没船を中心としたプラスマイナス31~2くらいの場所です。
範囲は四角形ではなく円形に近い感じなので、
半径30くらいの円に入ると教えてくれるイメージです。





2.より正確な場所を特定

ここから正確な場所の特定に入ります。

引き上げを効率よく行うためには、
サルベージスキルランク、船員の数と練度と忠誠度、
そして沈没船のある位置までの距離が影響してきます。
特にランクの高い沈没船の場合は、
場所が遠いと全然引き上がってくれないので、
より正確に場所を特定しなければなりません。

まず、
測量スキルの座標を見ながら副官が騒ぐ場所の境目を探します。
副官は大体8秒に1回くらい反応するので、
副官が騒ぐ場所から外側に向かって座標1つ分移動して停止、
数秒待ってまた騒いだら移動、停止、といった感じで動き、
副官が騒がなくなる場所を探して座標を覚えておきます。

今度はその座標から縦方向または横方向にまっすぐ移動し、
円の反対側の境目の座標を同様に求めます。
縦の場合は緯度、
横の場合は経度が30~60くらい変化します。
その真ん中にあたる座標が中心の緯度または経度といえます。

Solosalvage4

上図のように横に移動した場合、
両側のX座標(経度)が15875と15925なので、
中心のX座標はこの中間の15900辺りだと推測できます。
同様に縦方向にも移動すればY座標(緯度)も判ります。

注意として、この特定作業中に
サルベージスキルを使用してはならないというのがあります。
沈没船にヒットして1回でも引き上げ作業を行ってしまうと、
それを中断したとしても、
副官はその沈没船の場所を教えてくれなくなるからです。

ちなみに、
沈没船のランクが低い場合(☆1~4くらい)、
シップレックハンターで位置がかなり特定されている場合、
複数人の艦隊で引き上げに向かってる場合などは、
ここまで正確に場所を特定する必要はなく、
中心と思われる場所で適当にスキルを使う感じでも、
苦労せずに引き上がることもあります。



長くなってしまったので次回に続きます。

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