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2013年4月12日 (金)

思い出の船、そしてシップリビルド

槍烏賊丸

大型スクーナー「槍烏賊丸(やりいかまる)」

クリッパー系があまり好きになれなかったアタクシが、
かつて移動用に使っていた愛すべき船である。

結構長いこと乗っていた記憶があるが、
どのくらい乗ってたのか気になって、
過去のログやSSを見返してみた。



2008年5月

当時のジョイントビルド造船で自作。
確かあの頃は、
この船を自力で造ることを目標に造船修行していて、
要求造船ランクをギリギリ満たす13+3になったところで、
建造に取りかかったと記憶している。
そこからオプションスキルを付ける作業、
今で言うところの2回目3回目の強化をする造船のためには、
もう1つ2つ造船ランクを上げる必要があったので、
そこから1ヶ月修行してランクを1つ上げてから2回目、
別のことをしたり修行を再開させたりしつつ、
更にランクが上がった半年後に3回目の強化をした。


2010年1月

この1ヶ月前にフリースタイル造船が実装されたので、
最初から造り直すことを決意。
新造+3回強化の新たな船を造り、
名前も見た目も同じにしてこれに乗り換える。


2010年10月

旋回対波装甲の上昇する仕様が変わったり、
初期化したら強化回数1回でなく0回になったりと、
いくつかFS造船の機能変更があったので、
一旦初期化して再度4回強化。(その時の記事


2011年4月

開拓街で強化回数を増やせるようになったので、
更に2回の強化を施してみる。(その時の記事


2011年11月

船体メモリアルが完成しR20の造船が可能になった。
その時の記事
その記念の意味も込めてここでロングスクーナーを建造。
移動用の役割はこの「第二槍烏賊丸」に引き継がれ、
「槍烏賊丸」は現役を引退。
それ以降はドックに保管されている。



JB時代の初代、FSからの2代目を合わせると、
実に3年半もの間乗り続けたということになる。
自身の各レベルも上がり、
これよりも性能のいい船に乗れる状態になっても、
それらに気持ちが傾くことは無く、
同じスクーナー系の上位種であるロンスクが出て、
初めて乗り換えを決意したというほど、
この船には愛着を持っている。
乗らなくなった今も簡単には処分することができず、
ケイマンで大切に保管している。


魔法で戦う槍烏賊丸


話は変わって、
先日実装されたシップリビルドのこと。

実装前から色々言われていたり、
実装後も案の定といった感じで騒がれたり議論されたり、
まだまだバタついた状態が続いている様子。

自身でもちょっとだけ手を出してみたり、
あちこちで情報集めたりしたが、
そこでわかったことは、


 グレードを上げるには運の要素が絡んできて、
 その運が悪ければやたらと手間と費用がかかる。

 成功率を上げるための下準備的なこともできるが、
 それをするにもやはり手間と大金が必要になる。

 更なるグレードアップを目指すなら、
 下準備は「できれば」ではなく「必須」となる。

 そういった手間と大金と運を用いて
 船のグレードを上げることができたなら、
 これまでの常識を覆すような船もできてしまう。

 グレードアップのボーナス選択次第では、
 船の初期化、再強化をしなければ、
 その性能を生かしきれないこともある。
 元がこれまでの仕様で完璧な船であればあるほど、
 再強化の必要性が出てきたりする。


ざっくりと言えばこんな感じらしい。
シップリビルドのことは皆、

「金と手間をかけていい船を造るシステム」

と解釈しているはず。
そうなれば不満や不安が漏れるのも
これは仕方の無いことだと思う。

しかしアタクシは今現在、
このシップリビルドは別の考え方もできると思っている。


「思い出を形にして残すシステム」


シップリビルドは、
成功して特定のグレードに上がった時に、
グレードボーナスという付加価値を選択して付けられる。
その中にある「スキル継承」というのが、
素材とする船が持っているオプションスキルを
強化する船に付けられるというボーナスで、
素材船の個性を強化船に移植する機能であるといえる。

もう乗らなくなった船の特徴的な部分を、
現在乗っている船に移植することができたなら、
船そのものは素材として処分されるにしても、
その魂は失われずに生き続ける。
そう考えられるのではないだろうか。


槍烏賊丸詳細


3年半の思い出を魂を現役に受け継がせる。
今回はこれを試してみることにした。
ということで槍烏賊丸を素材として使用し、
その魂を別の船に移植する計画を立ててみた。


・移植内容

大型スクーナーは、
長距離航海用高速大型帆船と説明にある。
その最大の特長となれば縦帆性能の良さ、
向かい風を気にせず突き進む移動性能だと思う。
槍烏賊丸に付いているオプションスキルは、
「急加速」と「高層見張り台」。
このどちらがその特長を指し示しているかとなれば、
やはり急加速の方だと思うので、
今回はこのスキルを継承させることにする。


・移植先の船

現在使用している移動船はロンスクで、
大スクと同じ特徴の船だったりする。
付いているスキルも全く同じ。
なので、
ここに急加速を移植することはできないし、
できたところで意味が無い。

うちには冒険用の船とは別に、
漁船と呼ばれる釣りと生産に特化した船があり、
この船も槍烏賊丸と同様に愛着を持っている。
こちらは樽廻船であるため、
その個性は大スクとは大きく異なっている。
なのでこちらに槍烏賊丸の魂を移植することにする。


・リビルドの方法

グレード0の樽廻船漁船を強化船、
槍烏賊丸を素材船としてリビルドを行い、
成功してグレードが1に上がった時のボーナスには、
急加速のスキル継承を選択する。

リビルドには成功率があり、
強化船、素材船の組み合わせや強化状態などから、
0~100%までの範囲で確率が存在しうる。
今回はどうしても失敗したくないリビルドでなので、
可能ならば成功率を100%にして実行したい。
その下準備はきちんと行うことにする。
手間も金銭もケチらないことにする。



と、計画を立てたところで作戦開始。
長くなってしまったので結果は次回に。

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