模索
せっかく軍艦も造ったことだし、
しばらくガナドールと戦ってみようと思い、
司令部に入り浸る日々を送っている。
そもそも海戦が苦手だっていうのに、
ソロだし砲撃が戦力にならないしということで、
どうすることもできずに負けることも多いが、
一応の達成できそうな目標を定め、
半ば無理矢理戦い続けている。
その目標とは「公用装材を手に入れること」。
調べてみると、
弱い相手でも各国の公用装材を落とす連中が多く、
今まで空欄だった公用装材メモリアル埋めもできるので、
今回はこの目標にしてみた。
現在は15世紀の第1期。
今戦える相手の中で公用装材を落とすのは、
オスマンのハリル・パシャとヴェネのアルヴィーゼ。
このお二方、
設定上は同じ低い難易度のガナドールとされているが、
ハリル・パシャが余裕で勝てるのに対し、
アルヴィーゼには苦戦しまくりですんごい大変。
ガナドールの強さは名前の色で示されているが、
たった1隻で戦いを挑み、
敵にお尻を向けて機雷を撒いたり、
逆に突進していって白兵したりの戦い方をしていると、
同じ色でも相手によって戦いやすさが全然違ったりする。
きついのは一撃一撃の砲撃力が高い奴と、
無闇に白兵を仕掛けてくる奴が一緒に出てくる場合。
白兵中に諸々の回復が行えないのも厳しいが、
こちら1、相手多数では頭やお尻に撃ち込まれることも多く、
白兵終了直後はこの危険性が非常に高くなる。
クリティカルを貰えばこちらは一発で沈みかねないので、
1回のミスが命取りになるし、
そこに撤退成功失敗といった不確定要素まで絡んでくるので、
海戦オンチのアタクシには、
これをどう処理していいか全くわからない。
アルヴィーゼ戦は正にこの、
砲撃の強いボスと白兵もしてくる取り巻きの組み合わせ。
どうすればやられないのか、
どうすれば勝てるのか、
そんなことを悩み考え続けている。
最初は鋳造と機雷が優遇な戦術家になり、
いい大砲を自身で作成しては、
メインで機雷、たまに砲撃という戦い方をしていた。
しかし、いい大砲を作ったところで、
それを生かすためのスキルを全く持っていない上に、
ロクに撃ってもいないうちに壊されてしまう始末。
途中で自作する手間が馬鹿馬鹿しくなった。
大砲を造船所の武器職人が売ってるものに切り替え、
鋳造の代わりに回避が優遇な斥候に転職。
あれだけ砲撃食らうんだから、
熟練が稼げるんじゃないかという思惑。
回避スキルは非優遇でカンストしてたので、
これまで全く貰えてなかった熟練度だったが、
ここからガンガン入ってくるようになる。
負けたら何も残らないという状況のこれまでよりは、
少しだけ気が楽になる。
でも戦い方はこれまでと同じ機雷戦法で、
勝率があまり芳しくない状況は変わらない。
戦う技術がない分、勝敗は運に左右される。
その都度5隻10隻15隻と変化する取り巻きの数も運。
白兵終了時の敵船のポジショニングも運。
ダメだった時は運が悪かったということにして、
己の腕の無さ云々という、
受け止めたくない現実から目をそむけている。
そんな戦いをし続けていたが、
結局運なのだと割り切って考えるのならば、
その運に思いっきり乗っかったらどうだろうかと思い、
一度運任せの戦法を試してみることにした。
戦闘が始まったらアルヴィーゼに向かって突進し、
白兵戦を試みてみる。
相手は白兵回避スキルを持っているので、
何回かに1回しか白兵は成功しない。
持ち込めるかどうかは運。
白兵戦になったとしても、
取り巻きが多いとすぐに外科で回復されてしまう。
敵船の数も運。
順調に敵の船員を減らせても逃げられたら終了。
撤退を阻止し続けられるかどうかも運。
いくつもの偶然が重なってやっとうまくいく戦法だが、
それでもプレイヤースキルに頼る今までのやり方より、
こっちの方が勝率がいいという悲しい現実に直面。
そんなわけで今は、
機雷の攻撃力を捨て白兵のできる剣士に転職し、
このやり方に変えて戦っている。
回避に加え突撃と応急処置も優遇になったので、
これらの熟練も稼ぎながらという感じで。
今のところ勝率は、
不調なプロ野球選手の打率くらい。
ヴェネ装材という目標は果てしなく遠い。
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